入学6
次の日私達は前世で言うところの身体測定を受けていた。
どうやら1年6年9年で身体測定があるらしい。
身長、体重、聴力、視力とはかっていきここまでは前世と何も変わらないが最後に魔力の測定があるらしい。
魔力って測定できるのか!!!
そんな事を思いながら石の上に魔法陣が書かれてあるところに手を置いた
「はい、94フィーツですね」
そー言って私のカードに計測結果をサラサラっと書いていた………
94フィーツって何?
ひとまず私は測定が終わったのでサラを待っておくことにした。
数分して
「アイリ〜お待たせ〜」
「お疲れ様〜。ねぇ、サラ魔力94フィーツって言われたんだけどこれってどーなの?」
「え!!!94フィーツもあるの!?私45フィーツだったよ!?凄いね!!」
「そーなの?私よくわからなくて…」
「アイリって何か一般常識みたいなのは知らないのに魔法学の成績よかったり何か変わってるね?」
えぇ!!!友達になったけどそこまで言う?
確かに魔法使いたすぎてそれしか考えてなかったからこの世界の事あんまりわかってないけど…
「そうかな?ごめんね…」
「いいよ!わかんない事あったらなんでも聞いて!」
めっちゃいい子やった!!!
「ありがとう」
「それでフィーツについてだっけ?フィーツはね魔力の単位なの。基本産まれた時から10フィーツはあるらしくてね、私達の国の騎士団に入るのには300フィーツはいるらしいよ?私達の歳なら50が普通らしい」
「え!それなら私って…」
「結構な魔力だと思うよ?」
「そーなんだ……。ありがとう、サラって物知りなんだね!」
「そんな事ないよフィーツの単位は皆んな知ってるし」
う、
何か心が…
「それに他の知識はラビと一緒に昔調べたんだよ私じゃなくてラビが凄いんだよ…」
「でも、それ覚えてるって凄いよ!!」
「そーかな?」
「うん!」
「今日はもう部屋でゆっくりしよう?明日は体力テストだし!」
「そーだね!」