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転生するなら魔法使いでお願いします



「貴方を転生してあげましょうしかも魔法使いに」




「はい????」




事の発端は多分数分前



私神崎碧はごく普通の県立高校に通う17歳高校三年の女の子でした

特に勉強もスポーツも秀でているものはなく少し自慢できる事は通学の電車でお年寄りに席を譲ったり困っている人がいれば声をかけたりしているところかなと思います。

そんなある日の朝いつも通り登校しようと通学路を歩いていると工事が開始されるらしく足場が組まれその下を通って通学する様になったおりました。

私が足場の前まで来た時組まれている鉄骨がぐらついたのが視界に入ったのです。私は慌てて目の前に歩いている人を前に押し出しました。

その瞬間私は気を失ったのです。





「ーーーー碧さん」



誰かに呼ばれてる



「神崎碧さん!!」




「はい!!」



痛っぁぁぁぁあああああ!!!!

起きた瞬間に頭めっちゃガンガンするんですけど…



「あの?神崎碧さん?だいじょ……あぁ!!」


なに?なにがあぁ!!なの?痛くて喋れない……



すると私の目の前にいる人がそーれ!っと、声をかけると痛みが引いた…


「なんなのこれ?」



「改めて神崎碧さんですね?」



「はい、そーです。」



「貴方を転生してあげましょうしかも魔法使いに」



「はい????」



「あ、まだ状況が飲み込めてないんですね?」



「貴方の神崎碧としての人生は終わりました。」



あぁ、何となく察した

あの時死んだのか……



「何となくわかりました。私死んでしまったって事ですよね?貴方は誰なんですか?ここはどこですか?今私はどんな状況に置かれているんですか?」



「挨拶がおくれました!私は天使です!そしてここは転生特別室です!まず死後の仕組みの説明をいたしますね。死んだ人はまず地獄天国に分かれるのですがその中でも良い事をした人はもう一度人間に転生する権利が与えられるのです。もちろん天国で余生を楽しむのもよしです!そして、さらに人助けをして亡くなった方にはここ特別転生室にて自分の好きなものに転生していただく仕組みとなっております!」



「あの?魔法使いにしてくれるってのはどう言う事ですか?」


「貴方は生前魔法使いが大好きでしたよね?なので魔法が使える世界線へ転生してあげようかと思いまして!もちろん他のものへの転生も可能です!私が出したのはあくまで例としてあげたものですので。」



魔法使い…



別世界……



な、なんて楽しそうなんだ!!!!!



「私それがいいです!魔法の世界行きたいです!」



「では、貴方にはある程度の魔力を備えておきますね!そして前世の記憶は消えてしまいますのでご了承ください。では、ここの光って「あの!ある程度の魔力ってなんですか?」


「転生して貴方が前世で使ってみたいと思っていた魔法が使えるように魔力をある程度与えてから転生してもらう様になっております!」


「それって別に備えて無くても後から習得できるものですよね?私それ要らないんで前世の記憶欲しいんですけど…」


「後から習得できますが貴方想像している様な魔法は必ずしも習得出来るとは限りません下手をしたらホウキも乗れないかもしれませんがいいですか?」



「なりたかったものなんで努力できるので要りません!」



「ーーーーわかりました。では貴方には転生した世界で5歳を迎えた時前世の記憶が蘇る様にしましょう」



「ありがとう!!」



「では、ここの光っている所へーーーー」



私はゆっくり光っている所向かって歩いた私の体が丁度光の中に入った時光はさらに強くなった



「天使さん!!!お仕事お疲れ様!!ありがとう!」



それが天使さんに聴こえたかどうかはわからない…

その瞬間私の意識は途絶えた




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