【エイプリルフール企画】帰ってきたこの世界で
今回は、エイプリルフールネタとして書いてます。
いつもより少し長めですが、あり得た日常として書いてます。その中で、ちゃんと異世界要素も入れてますので!
異世界といえば、ファンタジーの中にしかないような、自分が今いるこの世界とは異なった、世界。そんな世界が実際にあるのだと誰かに話しても、そんなもの夢物語でしかないと、笑い飛ばされるような世界。
だけど、異世界というのは確かに存在する。こことは異なる世界、異世界『ライヴ』。一年前、私熊谷 杏はその世界に召喚された。それも、世界を救う勇者として。
世界に危機をもたらす、魔王を倒すために異世界の勇者の力が必要だというのだ。それに、私が選ばれた。なんで私なのかは、わからないけど。
元の世界に帰るためには、召喚された理由をクリア……つまり魔王討伐を遂行するしか、ない。私は勇者として、魔王を討伐するための旅に出た。その際、他に五人の猛者を引き連れて。
勇者パーティーとして、数々の苦難を乗り越えた私たちは、ついに魔王を倒した。それも、六人のメンバーが誰一人欠けることもなく。
こんな過酷な旅をして、皆が無事生還できたという事実に、エリシアはひどく喜んでいた。いや、喜んでいたのはみんなだが、特にだ。
この異世界『ライヴ』に召喚されて、およそ一年……魔王を倒すという使命を果たした私は、元の世界へと帰ることができた。私を召喚した、王子ウィルを始めみんなが、それぞれ感謝を口にし、最後まで涙を流す者もいた。
エリシアやサシェはもちろん、師匠は大号泣。ボルゴや、意外にもグレゴも涙ぐんでいた。もう、会うことはできないのだ。
これまで、帰りたくて仕方がなかったけど……いざ、その時が来ると胸にくるものがある。私も、みっともなく泣いてしまいながら、帰還した。
その時は、あっという間だった。視界が白く染まったかと思えば、次の瞬間にはまったく景色の違うところにいた。まるで、召喚されたあの時と同じように。
まったく景色の違うところ……だけど、あの時とは違う。見覚えがある。ここは、私が召喚されることになった、場所。あの時のまま、あの時と同じ場所に、戻ってきたのだ。
それがわかった瞬間、私は走った。目的地は、決まっている……家だ。向こうの世界で一年、過ごした……だから一刻も早く、家族に会いたくて。
走って、走って、走って……息を切らしながら、たどり着いた。
「はぁっ……は、はぁ……」
家への道は、体が、頭が、覚えていた。どこを走れば着くとか、そんなこと考えるまでもない。覚えている。
見覚えのある、懐かしい建物。住宅地にあるけど、今は昼間だからか人通りはあまりない。それでも、足は自然と家へと、向かっていた。
玄関、扉の前に立ち、ドアノブを握る。軽く、力を入れる……開かない。それはそうだ、鍵を閉めているに決まっている。私は、鞄の中に手を入れ、鍵を取り出す。
向こうの世界に召喚された際、持っていた鞄。この中には家の鍵が入っていて、無くさないようにちゃんと保管していたものだ。
「……ふぅ」
不思議と、緊張する。一年ぶりの家だ。みんな、どんな反応をするだろう……そもそも誰かいるのかな。そんなことを考えながら、扉の鍵を、開ける。
ガチャ、と、懐かしい音が耳に届いたのを確認して、扉を開ける。その瞬間、懐かしい香りが、鼻をくすぐる。あぁ、このにおい、家のにおいだ。
玄関には、靴が並んでいる。この靴は、お母さんのだ。お母さんは、中にいるのだろうか。
「お、母さん……?」
自分の家だけど、どこか緊張した様子で、声が出る。その声が震えているのが、自分でもわかる。
ガタッ
玄関先の……部屋の奥から、音が聞こえる。私の声に反応したかのような、音だ。
ドタドタ、と直後に、誰かが駆けてくる音。その誰か、はすぐに姿を現す。
「……あん、ず?」
部屋の奥から姿を現したのは、見間違えるはずもない……私の……
「お母さん……!」
お母さんだ……お母さんが、いる! ポカンとした表情を浮かべているけど、次第に驚愕に変わっていく。同時に、口元を手で押さえて。まるで、あふれでそうな涙を抑えようとするように。
私は、自然と体が動いていた。靴を乱暴にも脱ぎ、お母さんへと駆け寄っていく。その胸に、飛び付くようにして。
「お母さんお母さん、お母さん……!」
「あんず……杏なのね!? 杏……!」
久しぶりに感じる温かさに、つい甘えるように頭を押し付けていく。お母さんの体温が、声が、全部が懐かしい。
お母さんも、まるで私の存在を確かめるように、離さないように強く、強く抱きしめてくれていた。
それから、しばらくの間……本当にしばらくの間、抱き合っていた。
「……杏、心配したのよ。どこに、言ってたの」
お母さんの口から、その質問が出るのは必然だ。だけど、私は迷う……果たして、正直に話していいものか。話して信じてもらえるか、という意味で。
ただ、他にうまい言い訳が見つからない……し、なにより、これだけ長い間迷惑をかけてしまったお母さんに、嘘はつきたくない。そう、思った。
だから私は、正直に話した。異世界に召喚されたこと、そこで勇者となったこと、魔王を討伐するために危険な旅をしたこと、魔王を倒したこと。
それを、お母さんは黙って聞いていた。そんなこと信じられない、とも馬鹿馬鹿しい、とも切り捨てることなく。だからか、わりとすんなりと、話すことができた。
そうやって、すべてを話し終えた頃……お母さんは軽く、ため息を漏らして。
「そう……」
とだけ、言った。果たして、お母さんが本当に信じてくれたのかはわからないけど……それ以上、なにも聞いてくることは、なかった。
それから私たちは、他愛のない話をした。私がいなくなってからの話を、お互いに。
「杏!?」
「お姉ちゃん!?」
それからしばらくして、お父さんとあこも、帰ってきた。二人には、お母さんが連絡をしていたらしく、飛んで帰ってきたのだと言う。
久しぶりの、家族四人……それは、常に望んでいた光景。私が、帰ってきたいと思っていた一番の理由。
どうやら向こうの世界とこちらの世界の時間軸はほとんど同じだったようで、向こうでの一年は、こちらでも一年ほどが経っていたらしい。細かい、月の数えとかは置いといて。
その間、家族総出で、親戚や近所の人、たくさんの人の協力を得て、行方不明になった私を探していたようだ。いつか帰ってくると信じて、三人で支えあっていたのだと。
それが、申し訳なくて嬉しくて。その日は、家族揃ってご飯を食べて、遅くなるまで笑いあって話して過ごした。
……異変が起こったのは、久しぶりに自分の部屋で、寝静まっていた頃だ。
ドスンッ
突然、鳴り響いた物音に、目が覚める。
「え、なに!?」
どうやら私は向こうの世界でかなり感覚が研ぎ澄まされたらしく、わずかな物音でも目を覚ますようになってしまったようだ。まあ、これはわずかななんてかわいい音じゃないけど。
いったい、なにが起こったのか。音の正体を探るため、部屋を見渡して……
「いてて……」
「……え?」
そこに、人影があることに気づいた。しかも、それは……
「なぁに、急に……どうなってるの?」
「エリ、シア!?」
暗い部屋の中でも、その姿には見覚えがあった。いや、ありすぎた。夜目が利くようになった私が、見間違えるはずもない。
そこに、いたのは……間違いない、エリシア・タニャクだ。ここにいるはずのない人間が、この世界にいるはずのない人間が……
「なん、で……私の、部屋に……?」
「……アン、ズ?」
どうやら頭を打ち付けたらしいエリシアは、頭を擦りながら……私に、気づいた。若干目に涙を溜めた様子で、私の顔をじっと見て……
「えぇえっ、アンズー!? どうして!? 帰ったんじゃ……」
「しーっ、しーっ! 近所迷惑だしみんなに聞こえるから……!」
騒ぐエリシアの口を塞ぎ、黙らせる。元の世界に帰ったはずの相手が、目の前にいるのだ……驚く気持ちはわかる。私だってそうだ。けど、一旦落ち着こう。
「エリシア、落ち着いて。ここは、私の部屋……ううん、私のいた世界。これは夢じゃない、わかる?」
口を塞いだ手から伝わる体温は、これが夢だと否定している。いくら今から寝ようとしていたとはいえ、こんなにもリアリティーのある夢があるもんか。
それに、エリシアもこれが現実と、受け止めざるを得ないようだ。頬を引っ張ったり、叩いたりしている。試しに私も叩いてやることにしよう。
「むぐぐっ……!」
「騒いじゃダメだよ?」
コクコク、とうなずくエリシアから、そっと口を離すと……はぁ、と軽くため息を漏らしていた。そこで、一発。
パチンッ
「エリ……」
「ねぇ今! なんで叩いたの!? 現実だって確認するためなら私の頬叩くのおかしくない!?」
「おおう、どうどう」
声を押し殺しながらも、先ほどの私の行為に不満がある様子。ま、当然か……
とはいえ、いつまでもそのことに怒っているわけにもいかないらしく、少ししたら落ち着いた。
「はぁ、はぁ……ところで、ここって……」
「さっきも言ったけど、私の部屋。つまり、私が元々いた世界。夢じゃないかってやり取りは、今散々したからなしね?」
ここは、私の部屋……それは、誰であろう私が一番よく知っている。ただ、ここにエリシアがいるだけで、本当は違うのではないか、という気持ちにさえなってくる。
とはいえ、夢であるかどうかの確認は散々したし、疑う余地はない。これはつまり、私が向こうの世界に召喚されたのとは逆で、エリシアがこちらの世界に召喚されたということで……
「んっ……ダメだ、やっぱり魔法使えない」
「そう……ん? 人の部屋でなにしようとしてんの?」
「軽く火属性の魔法を出そうと思ったんだけど……」
「人の部屋でなにしようとしてんの!?」
軽くであっても、部屋で火なんか出されたら困る! 万一どっかに燃え移っちゃったらどうするの!
けど、その心配は杞憂なようだ。魔法が、この世界では使えない……やっぱりというエリシアには、ある程度の確信があったのだろう。私の言葉を、信じてくれたからこそ、ってことか。
「アンズ言ってたもんね、元の世界じゃ魔法なんて存在しないって」
「言ってたけどさぁ」
それでも、いきなり魔法発動させようとするのはやめてほしい。
「それで……なにが、あったの?」
エリシアがこの世界にやって来た理由。向こうの世界と違い魔法なんて存在しないこの世界では、当然異世界の人間を召喚するなんてできないわけだけど……
「うん、それがね……」
エリシア自身も、よくわかっていないのだろうが……わかる範囲で、身に起こったことを話す。
ウィルによる召喚魔法で、私を元の世界に帰す……それは成功し、そして成功したところで終わるはずだった。しかし、そうはならなかった。
私を送り帰した魔方陣……それは、本来役目を果たしたあとに消えるはずだった。だけど、魔方陣は残り続け……あろうことか、効力を残したまま、魔方陣の光は側にいたエリシアたちを、包み込んだというのだ。
つまり……
「私の世界に繋いだ魔方陣が、暴走かなんかして近くにいたエリシアたちを呑み込んだ……結果、私の世界に来てしまったと」
「多分ね。ううん、絶対そう」
「なんてこった……うん、たち?」
頭を、抱える。まったく、召喚魔法の暴走なんて洒落にならないじゃないか……そこで、あることに気づく。
エリシアは言った。魔方陣の光は側にいた自分たちを呑み込んだ、と。自分"たち"と言ったのだ。
「うん。私と一緒に光に呑み込まれたのは、グレゴ、ターベルトさん、サシェ、ボルゴ。少なくとも、このメンバーが魔方陣に巻き込まれたのは、確認してる」
「うっそでしょ!」
衝撃的な言葉が、出てくる。こっちの世界に来たのは、エリシアだけではない可能性。それも、グレゴ、師匠、サシェ、ボルゴ……ここにいるエリシアを含めて、まんま勇者パーティーのメンバーじゃん!
こんなことある!? 巻き込まれるならせめて一人か二人でしょ!
「あぁもう、頭痛い……」
「なんかごめんね」
「いいよ、悪いのはエリシアたちじゃないし」
むしろ、別の世界に放り出されて困っている立場だ。私には、よくわかる。
「でもさ、一緒に呑み込まれたなら、なんでエリシア一人だけ?」
エリシアと共に、他の四人も巻き込まれたというのなら……なぜここに、エリシアしかいないのだろうか。いや、それだけではない。
私を送り帰した魔方陣がみんなを呑み込んだってことは、それが起こったのは私が帰ってきた直後ということだ。なのに、私が帰ってきたのは昼間で、エリシアが現れたのは夜……時間が合わない。
「うーん、それなら……心当たりなら、あるかな」
「と言うと?」
「召喚魔法って、まだ結構謎が多くてね。過去にも、別の世界から勇者を二人召喚したことがあったんだけど、二人は別々の場所に、別々の時間帯に召喚されたみたいなんだ。だから、たとえ同時に召喚したとしても、同じ場所、時間に召喚されることが稀ってこと」
まあ私は召喚魔法は使えないから文献で読んで知ったことだけどね、と最後に付け足すエリシア。つまり、原因はわからないけどそういう現象があるってことだ。
じゃあ……エリシア以外の四人はこの先、ここではない別の場所に、時間帯に、現れる可能性があるってことで……
「いやまずいでしょそれ!」
「大丈夫だよー、この世界のどこか……ううん、私がここに現れた以上周辺のどこかには現れるはずだし、時間がバラバラって言っても一年も時間がずれるわけじゃ……」
「そういう問題じゃない!」
いや、それも問題だけど! そうだよ、時間差で召喚されるっていつ来るかわからないってことじゃん!
それに、エリシアならまだしも……いや、こんな大きな杖持ってる時点であれだけど……成人の背丈ほどもある剣を背負ったグレゴや、筋肉もりもりの師匠が道のど真ん中にでも召喚されたら……
「通報される!」
「?」
そうでなくても、こっちの世界ではないような奇抜な格好をしているんだ。エリシアの格好が、私が向こうの世界で最後に見たのと同じものである以上、他のメンバーも服装についてはそうであると考えるべき。
召喚によって服装が変わるなんて、私も経験していないし。私はもう麻痺してるけど、向こうの世界では普通でも、こっちの世界じゃ変な服、になりかねない!
「あぁー、どうしよどうしよ」
もし逮捕でもされたら、ニュースになる。そうなれば、居場所を掴むことはできるだろうけど……だからって、迎えにいってすんなり帰してもらえるとは思えない。
いや、そうなる前に、師匠はともかくグレゴなんかは、警官に危害を加えて逃走しかねない。
「アンズー、とりあえずおちつい……」
「これが落ち着いていられるかぁ!」
「杏、うるさいわよー。久しぶりの我が家で興奮するのはわかるけど、もう夜も遅いし……」
ガチャ……と、扉が開く。そこにいたのは、お母さん……今言っていた通り、うるさかった私を注意しに来たのだろう。いつの間にか、ヒートアップしていたようだ。
うん、それは悪かった。悪かったけど……それは、それとして。今、ばっちり目が合っている。お母さんと、エリシアの。
「ぁ……えっ、と……え?」
「ど、どうも……」
当然困惑するお母さんに、エリシアが苦笑いを浮かべながらお辞儀をする。まだ、状況が整理できていない……娘の部屋に、見たこともない格好をした女が、変な杖持って座っているのだ。
ここで叫び声を上げないのは、さすがというところか。
「お母さぁん、どうしたのぉ……?」
「二人とも、もう夜遅いんだ。杏も帰ってきたんだからゆっくりさせて……」
あぁ、ああぁ……!
「え……誰?」
「ふ、不法侵入か!? 警察を……」
あぁあああ……!
「いや、あの、皆さん落ち着いて。私、怪しいものじゃありません!」
「そんな変な服着て説得力なんてないよ!」
「えぇ!?」
これはもう……どうしようか。
「ねえアンズ、私危ない人じゃないって、説明して!」
「え、杏、知り合いなの? 説明して!」
「え、え、どうなってるの? お姉ちゃんの知り合い?」
「と、とりあえず警察か?」
パニック。辺りは、パニックだ。このままじゃ、収拾がつかない……とりあえずみんなを落ち着かせて、一から説明するしかない、か。
ということで、なんとかみんなを落ち着かせ、話す。この人エリシアは、向こうの世界で私の友達になった人で、手違いでこっちの世界に来てしまったのだと。
「えぇ……ホントに、ホントにお姉ちゃん、異世界にいたの?」
おい、信じてなかったんかい。
「だってなぁ……お世話になった人や警察の方、皆さんに、娘が異世界から帰ってきたなんて言えないし。杏もきっと疲れてるだろうから、ゆっくり休んで翌日にまた話を聞こうかなと」
お父さん……まあ気持ちは、わかるけども。
「私は、信じてたわよ? 杏はそんな嘘をついてまで、家出する子じゃないって」
「お母さん、なんかフォローがフォローじゃなくなってるから」
とにもかくにも、この世界じゃまず見かけない奇抜な格好、髪の色、瞳の色などから、当初よりも信じてもらえたようだ。
そうなると次の問題は、エリシアの扱いをどうするか。なんだけど……
「さすがに施設に預けるわけにもいかないわよねぇ」
「仕方ない、帰る宛が見つかるまでウチで面倒見るか?」
「ありがたいですが、帰る目処があるかどうか。アンズ……ちゃんとは状況が違います。向こうの世界では魔法があるから召喚も帰すこともできたのであって、魔法のないこちらの世界では、どうやって向こうの世界に帰ればいいのか……いつになるともわからないのに、ご迷惑をかけるわけには」
と、お母さん、お父さん、そしてエリシアという、奇妙な光景がそこにあった。エリシアの、今後をどうするか……それを話し合っている。
ただ私も、あまり人任せにはしていられない。他人事ではないのだ。それに、エリシアだけじゃない……グレゴ、師匠、サシェ、ボルゴもこの世界に来るのかもしれない。いや、ひょっとしたらもう来てるのかも。
「はぁ……なんで、こんなことに」
帰ってこれたのは、すごく嬉しい。エリシアにまた会えたのも、嬉しい。だけど……まさかこんな風に、再会することになるなんて。
この先、いったいどうなっていくんだろうか……心配だ。すごく、心配だ。
さて、エリシアがこの世界に来ちゃって、その上他のメンバーも!?というところで、この話は一旦おしまいです。
今回はエイプリルフール企画として書いてたので、バレンタインデーやホワイトデーのように分けて書いてもよかったんですが……ネタがネタだけに、書き始めたら終わらなそうなもんで。
なので、この話のみで打ち止めです。この後他のメンバーがなにを起こすのか、皆さんの想像の中でかきたてていただければと。
ただ、もしかしたら……続きは書くかも、しれません。それはまた来年のエイプリルフールか(そもそも続いてるかわからないけど!)、なにかの記念日か、その辺で書くかも、しれません。




