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第93話 たとえ先が見えなくとも

『三日月の騎士』がダンジョンに突入する前、ユガンは聴衆に向けて演説を行ったが、その聴衆の中にはパトの姿も混じっていた。


 彼はロランから暇さえあれば外部のことについても情報収集するように依頼されていたのだ。


(ユガンの演説の中に『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』を討伐するという宣言はなかった。二回目の探索で『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』を討伐するんじゃなかったのか? 何か予定を変えざるを得ない事情が……? まさか。『竜の熾火』と何かトラブルがあったのか?)


 パトが考えあぐねているうちに、『三日月の騎士』は全ての準備を終えてダンジョンに突入しようとする。


『三日月の騎士』と同盟を結んだ地元ギルドの面々も続々彼らに続いた。


 パトはさらなる情報を得ようと、『三日月の騎士』と同盟ギルドの顔ぶれを見ていると、そこに見覚えのある少女がいることに気づいた。


 カルラだった。


 驚いたパトは思わず近くに寄って話しかけた。


「カルラ!? 君、グラツィア家のカルラじゃないか?」


「ん? お前はガルシア家のパトリック……」


「君、まさか『三日月の騎士』の同盟に参加するのかい?」


「ああ、そうだよ。前回は選考が厳しくて加わることができなかったが、今回の追加募集ではどうにか紛れ込むことができた。『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』討伐に帯同できそうだ」


「……意外だな。君が外部ギルドに手を貸すなんて」


「『三日月の騎士』に手を貸すわけじゃない」


「えっ?」


「ユガンを殺すためだ」


「ユガンを? でもユガンはSクラス。君の力では……」


「だったらなんだ?」


 カルラは凄んでみせる。


「『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』は元々私達『竜葬の一族』が葬るのが習わしだ。ユガンが『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』に手を出すというのなら、奴がダブルSだろうが何だろうが関係ない、この剣で亡き者にする」


 カルラは竜の紋章がついた宝刀の鞘を握りしめながら言った。


(『竜葬の一族』。この島で代々『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』を葬る儀式を取り行ってきた。でも、今は滅びて忘れ去られた一族だ。なのにカルラ、君はまだ……)


「そんなことよりお前は何をしている? 錬金術一家であるガルシア家も破産して、跡取りであるお前は、『竜の熾火』で働いていると聞いたが?」


 カルラはパトの新しい服装を怪訝そうに見た。


 それは『竜の熾火』の制服ではなかった。


 服には金槌を持った精霊の紋章が刻まれている。


「僕は『竜の熾火』を抜け出したんだ。あそこでの働き方に耐えられなくて。今は『精霊の工廠』というギルドで働いている」


「『精霊の工廠』……。ロランの錬金術ギルドか」


「知っているのかい?」


「ああ、一度訪ねたことがある。……相手にされなかったがな。所詮、島の外から来たギルドだ。奴らに私達島民の気持ちは分からない」


『三日月の騎士』と同盟ギルド達がダンジョンに入り始める。


「『三日月の騎士』が動き始めたか。では、私は行ってくるよ。じゃあな」


「待てよ。カルラ」


 パトはカルラの腕を掴んで引き止めた。


「今、僕の働いている『精霊の工廠』は……なんというかいい職場なんだ。ギルド長のロランさんは本当に職員のことを第一に考えてくれるし。地元の冒険者ギルドの育成にも携わっている。もしよかったら君も……」


「その『精霊の工廠』とやらに入れば私は『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』を倒せるようになれるのか?」


 カルラは冷笑を浮かべながら言った。


「それは……」


「そうやって耳触りのいいことだけ言っておいて、資源を取ればすぐ帰るのが島の外から来た奴らのやり口だ。お前も散々見て来たはずだろう?」


「……」


「そんな奴らに協力して。お前にはこの島の名家の跡取りとしての誇りはないのか?」


「僕は……」


「ロランに伝えておけ。『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』には手を出すなと。もし、手を出せば、その時は、私がロランを殺す」


 カルラはパトの手を振り払って同盟に付いて行く。


 パトはただただ彼女のことを見送るほかなかった。




 作業場に戻ったパトは、また浮かない顔で鉄を成型していた。


(カルラの言い分には無理がある。この島はもはや外部の冒険者ギルドの力を借りなければ『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』を抑えることはできない。それは彼女にも分かっているはず。とはいえ、この島の人々が外部の人々に対して持っている僻みの根っこがそこにあるのも事実だ。理屈では納得していても、感情の面ではきっとカルラに同意したがる人は多いだろうな。もしロランの地元ギルド育成が成功したとしても、その時、カルラは……)


 ——お前にはこの島の名家の跡取りとしての誇りはないのか?——


(何も言い返せなかった。僕は……)


「みんな、少し手を止めて集まってくれ」


 ロランが呼びかける声がした。


 作業場にいた者達は全員、ロランの前に集まる。


「先日、この工房(アトリエ)に来た吟遊詩人ニコラから正式に『竜音(りゅういん)』Aの竪琴(ハープ)を受注した」


「『竜音(りゅういん)』Aの竪琴(ハープ)ですか?」


 アイナが聞き返した。


「そう。知っての通り、パトのユニークスキル『調律(チューニング)』が覚醒の兆しを見せている。『竜音(りゅういん)』Aの楽器を作って、『火竜(ファフニール)』の怒りを鎮めることができれば、『暁の盾』や『天馬の矢』のダンジョン探索を強力に支援することができるだろう。そこで、うちでは今から少しの間、パトのユニークスキルを鍛えることに集中したいと思っている。パト、今後、君は『調律(チューニング)』だけに専念するんだ。その他の作業は全てやらなくていい。アイナ」


「はい」


「パトの『金属成型』に関する仕事。他に回せるかい?」


 アイナはすでに他のメンバーの仕事量の調整作業まで任されていた。


「はい。ウェインとリーナがユニークスキルを使っている時間を削ればどうにかなると思います」


「おいっ。ちょっと待て。何、勝手に決めてんだ」


 ウェインが抗議しようとした。


「よし。じゃあ、その方向で調整してくれ」


 ロランが言った。


(くっ、コイツら……)


「ギルド長。私もパトのサポート協力します。なんでも言ってください」


 リーナが言った。


「ありがとうリーナ」


「よかったね。パト。ギルド長に目をかけてもらえて」


 リーナが素直に喜びをあらわにした。


「う、うん」


 パトは複雑そうにうつむく。


「パト、どうかしたのかい?」


「えっと、その……」


(まさか、こんなタイミングで重要な任務を任されるとは。光栄なことではあるけれど……、でも……今の僕は……)


 パトの頭からはまだカルラのことが離れなかった。


「パト。また何か悩み事かい?」


「えっと、その……」


「隠さなくていいよ。別に怒るわけじゃないから」


「……はい」


「仕事に関わることかい?」


「その……直接僕には関係ないことなんですが、どうしても気になって……」


(極めて個人的なことか。となれば、無闇に踏み込むわけにもいかないな)


「今回のクエストと相反するのかい?」


「それも……分かりません」


 パトはうなだれる。


 ロランは苦笑した。


「君はどうしても余計なことを考えてしまうクセがあるようだね」


「うっ」


 パトは図星を突かれて、言葉を失う。


 それは『竜の熾火』時代から繰り返し注意されてきたことだった。


「パト。ネガティブなことに注意が向くのは決して悪いことじゃない。だが、ユニークスキルを習得するには尋常ではない集中力が必要だ。特に『竜の熾火』を倒すとなれば」


(『竜の熾火』を倒す? 本気か? まるでアリが象を倒すような話じゃないか……)


 ウェインも『竜の熾火』を倒すという言葉に反応した。


「君は雑念を振り払って錬金術に打ち込む術を見つけなければならない。だから、今は、冒険者達を助けることに、このクエストを達成することだけに意識を集中してくれないか?」


「……分かりました」


 パトは悩みながらもそう言った。


「よし。それじゃ一緒にユニークスキルを習得する方法、考えよう」




 ロランとパトは早速、ユニークスキルの向上に取り組んだ。


「さて、ユニークスキルは普通のスキルと違って、どう伸ばせばいいのか確立した方法があるわけじゃない。実際にスキルを使用していく中でヒントを掴むしかないが……。どうかなパト? 前回、向上した時、何がきっかけだったのか覚えているかい?」


「いえ、自分でも気付かないうちにいつのまにか向上していました」


「そうか。うーん。となると、結局数をこなしていくしかないか」


「ロランさーん」


 アイナが竪琴(ハープ)を持って来ながらこちらにやってきた。


「アイナ。どうしたんだい、その竪琴(ハープ)は?」


「パトのユニークスキル向上に使えると思って。竪琴(ハープ)の弦は柔らかいものの方が音がよくなると聞いたので、少し加工してあります」


 ロランが竪琴(ハープ)の弦を弾き鳴らしてみると、確かに普通のものより柔らかい弾き心地だった。


「なるほど。パト、早速、この竪琴(ハープ)を『調律(チューニング)』してみよう」


「はい」


 パトは竪琴(ハープ)を『調律(チューニング)』してみた。


(なるほど。こちらの方が音色に幅があるな。おそらく『竜音』にしても……)


調律(チューニング)』を終えたパトは、竪琴(ハープ)を簡単に鳴らしてみる。


 複雑な演奏はできなかったが、基本的な音の奏で方はすでに習得済みだった。


竜音(りゅういん)』の不思議な音色が工房(アトリエ)内に響き渡る。


 パトは竪琴(ハープ)を鳴らしているうちに違和感に気づいた。


(ん? 音がズレてる? なるほど。こうして質のいい竪琴(ハープ)になればよりハッキリ分かるもんだな)


(パト。スキル向上のヒントを掴んだようだな)


 ロランはパトの様子から向上の兆しを見て取った。


 さりげなく離れて見守ることにした。


 パトは再度『調律(チューニング)』に取り掛かる。


 が、竪琴(ハープ)はすぐに成型限界を迎えてしまう。


(くっ。成型限界か)


「パト、成型限界かい?」


 一段落ついたところでロランが尋ねた。


「えっ? は、はい」


(実際に触ってもいないのに成型限界を見抜いた。これがS級鑑定士の力……?)


「よし。アイナ。ロディにより多く弦をいじることができる竪琴(ハープ)の設計図を書かせて」


「分かりました」


 ほどなくして、設計図が出来上がる。


「パト、これでどうだい?」


「ええ。これなら申し分ないです。早速、作ってみます」


「いや、これならアイズでも作れるはずだ。アイナ、アイズに出来るだけ早く作るよう言ってくれ」


「分かりました」


 パトも製作に加わろうとするとロランが制止した。


「パト。君は休憩だ。午後からの『調律(チューニング)』に備えて体力(スタミナ)を温存しといて」


「はい」


 パトは少し不安に思いながらも休憩に入る。




 パトが休憩を終えて、作業場に戻ると、すれ違いざまアイナに声をかけられる。


「あ、パト。例の竪琴(ハープ)出来てるわよ。あなたの作業机に置いてるから」


「あ、はい」


「頑張ってね」


 アイナはウィンクして、休憩室の方に向かう。


 パトが作業机に戻ると、実際に竪琴(ハープ)が置かれていた。


(本当に竪琴(ハープ)が作られてる。凄い対応の速さだ)


『竜の熾火』なら、ここで手柄を横取りされるところである。


 あとは『調律(チューニング)』さえできれば、クエスト達成である。


(本当に『調律(チューニング)』以外何もやらせないつもりか。ここまでスキルの向上に集中させられるとは。『竜の熾火』とはまた別の厳しさだ)


 パトは竪琴(ハープ)を少しだけ鳴らしてみた。


 クオリティにも問題はなさそうだった。


(これだけのものを休憩しているわずかな時間に……。なんて開発スピードだ。アイナさんも協力してくれるし。このギルドではエースでも新人のサポートに回るんだ。『竜の熾火』とは何もかも違う。ロランさんの育成への情熱は本物だ。手厚いサポート体制、協力的な社風、S級鑑定士による鑑定。なるほどな。エドガーでも勝てないわけだ)


 パトは『調律(チューニング)』していく。


(2番目の弦の出す音が少し高いな。これだと演奏の肝心な部分で音が外れてしまう)


 次第に熱心さを増していくパトの様子をロランは見守っていた。


(だいぶ集中してきたな。沈思黙考して作業に没頭している。これが彼の本来の姿……)


 その静かさは覚醒の前触れのようだった。


 パトが作業に没頭していると、突然後ろから肩を叩かれるとともに、声をかけられた。


「よお、パト。精が出るじゃねーか」


「えっ? ウェイン?」


「聞いたぜ。お前のその竪琴(ハープ)、『竜の熾火』を倒すためのものらしいな」


「えっ? う、うん」


「そうと聞いちゃ黙っちゃいられねぇ。俺も手伝おう。素材をくすねることから、完成品を誤魔化すことまで何でも手伝うぜ?」


「えっ? いや、その……」


「ウェイン。余計なことをするな! パトもいちいち相手にしないでいい」


 ロランの叱責が飛んできた。


「チッ。へいへい」


 ウェインは渋々パトに変なことを吹き込むのをやめる。


「ま、とにかく。遠慮することはねえ。全力でぶっこめ。俺達を追い出した『竜の熾火』の奴らに目にモノ見せてやろうぜ。安心しろ。責任は全て俺が持つからよ」


「う、うん。ありがとう?」


(ウェイン。君が一体何の責任を持つっていうんだ……)


 パトはため息をついて竪琴(ハープ)を見直す。


(やれやれ。『竜の熾火』を抜け出したと思ったら、今度は『竜の熾火』を倒せ……か。やっぱり人生は厳しいな。どこに行っても競争からは逃げられない。僕はただ誰かのために尽くしたいだけなのに)


 パトは金槌を握り直す。


 竪琴(ハープ)は完成真近だった。


(この竪琴(ハープ)を完成させて、果たしてその先に続く道が正しいのか、どうか。それは分からない。島の趨勢がどうなるのかも。『竜の熾火』を倒せるのかどうかさえも。僕には分からない。でも……。カルラ。僕はロランさんについて行くことにするよ。これが僕の道だ)


 パトは新たな決意を胸に金槌を竪琴(ハープ)の弦を金槌で軽く叩く。


 弦の太さが微妙に調整されることで、竪琴(ハープ)の『調律(チューニング)』が完了した。


 竪琴(ハープ)の弦は光り輝き始める。


「ロランさん、出来ました。鑑定お願いします」


竪琴(ハープ)のステータス】

 特殊効果:『竜音(りゅういん)』A


【パトリック・ガルシアのユニークスキル】

『調律』:A(↑1)


「うん。『竜音(りゅういん)』Aになってるよ」


「本当ですか?」


「ああ、君もAクラス錬金術師の仲間入りだ。パト」


「……はい」


「わーい。やったあ。パト」


 リーナがパトに抱き付く。


「リーナ?」


「ふっ、どーだ、アイナ。これで俺達とお前達の戦いは2対1。こっちの勝ち越しだぜ」


 ウェインが言った。


「だからなんであんたがイキってんのよ!」


 パトは窓の外の火山の方を見る。


(カルラ。たとえ、君がなんと言おうとも僕はここで『精霊の工廠』で働き続ける。どれだけ微力であろうとも、地元の冒険者を助ける。次に君に会うときは、きっとまっすぐ向き合ってみせるよ)




 再びダンジョンに潜り込んだ『三日月の騎士』一向は、『メタル・ライン』にたどり着いていた。


『三日月の騎士』および地元ギルドの面々は早速、地面から露出してキラキラと光る鉱石の採取に取り掛かる。


(とりあえずここまでは何事もなくたどり着けたな。盗賊ギルドの連中も仕掛けてこなかった。だが……)


 ユガンは後ろを振り返る。


(だが、奴らは必ず後ろについているはずだ。帰りは必ず仕掛けてくる!)


 ユガンは低地に潜む敵を探ろうと山並みに視線を這わせる。


 山は静かでそこに何者も潜んでいないかのようであった。


(盗賊ギルドの奴らとの戦いに地元ギルドの連中は使えない。その上『竜の熾火』の奴らは信用できねぇ。このまま素直に下山すればまた鉱石を失うことになるだろう。となれば……)


 ユガンは副官を呼んで、誰にも聞こえないように自分の計画を耳打ちした。


「えっ? 単騎で『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』を討伐に?」


「ああ、地元ギルドの奴らがせっせと採掘作業に従事している間にサクッと一人で行ってくる。三日以内に帰ってくる。その間、俺の不在は伏せてお前が部隊をまとめておいてくれ」


「しかし、いくらなんでも一人で行くというのは……」


「だが、集団で行くのはもっと危険だ。地元の連中が不毛地帯で役に立つとは思えねえ。ただでさえ、鉱石を採取した後は守りに入るだろうしな。逆に足を引っ張られれば、ウチの連中がいたずらに消耗するだけだ。そうなれば、盗賊達の思う壺。だからここは俺だけこっそり部隊を抜けて単独で『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』の下へ行く」


「本当に皆に黙って行くのですか?」


「ああ、下手に本当のことを言ったらまた地元の連中に動揺が走りかねない。それにさっきからこっちに殺気飛ばしまくってる奴がいるしよ(気づいてねーとでも思ってんのか)」


 ユガンはカルラのいる方を横目で見ながら言った。


「そういうわけで地元ギルドの奴らが採掘に夢中になって、盗賊ギルドも仕掛けてこねえ、そして『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』に最も近い今が仕掛ける最大のチャンスなんだ」


「……」


「大丈夫。無理はしねーって。それじゃ、後のことは任せたぜ」


 ユガンはテントに戻ったふりをして、そのまま一人、『不毛地帯』に足を踏み入れた。


 神速の俊敏(アジリティ)でもって、風のように素早く移動し、瞬く間に山頂付近、『巨大な火竜(グラン・ファフニール)』のすぐそばまで辿り着く。

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文庫第6巻が3月25日(金)に発売です!
ふーろさんが丹精込めてイラスト描いてくださりました。
可愛いピンクのツインテールが目印です。
よければチェックしてあげてください。
i632441
― 新着の感想 ―
[一言] 盗賊の襲撃を待たずにユガンから攻撃して捕虜に…とか色々出来そうなステータスなのに惜しいです。
[一言] そりゃそyだよなぁ、実力差を考えればユガンが気がつかないわけがない(苦笑) でもさぁ、カルラの理屈は無茶苦茶ですね。自分たちが倒さないといけないから自分より先に倒そうとする府とたちを殺すって…
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