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追放されたS級鑑定士は最強のギルドを創る  作者: 瀬戸夏樹
第一章、冒険者の街編
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第27話 霊光石

『森のダンジョン』の17階層では、ダンジョンの最深部に突っ込もうとしているセバスタを、部下達が必死に止めていた。


「ええい。貴様ら、放せ。放さんか!」


「そういうわけにはいきません」


「どうか落ち着いてください隊長!」


「これが落ち着いてなどいられるか! ダンジョンの攻略を先回りされたのだぞ。『魔法樹の守人』ごときに! 我々セバスタ隊が! こんなことがあっていいものか! 断じてならん!」


「だからと言って、今から最深部に行ってどうしようというのです?」


「知れたことよ。我々の手柄を横取りしたコソ泥共に天誅を下してやるのだ」


「そんなことをすればクエスト受付所が黙ってはいませんよ」


「タダでさえ、ダンジョン内での冒険者同士の私闘は禁じられているんです。挙げ句の果てに攻略後の退去拒否や攻略者への暴行とあっては……、いくら我々といえども厳罰は免れません」


「極刑もありえますよ」


「奴らが攻略者だと? ふざけるな。何が攻略者だ! こんな卑怯な手を使って手柄を掠めとりおって! あんな奴らが攻略者だと? そんなこと天が許しても俺が許さん!」


「そう思うなら。なおさら一旦街へと帰還すべきです」


「彼らの不正を暴く方策を探るのが先決なのでは?」


「ここで癇癪を起こして、罪状を重ねれば、ご自身の立場を悪くするだけですよ」


「ぐぬ。ぐぬぬ」


 セバスタは顔を真っ赤にしてしばらく押し黙った後、部下達の手を振り払った。


「放せ! ええい。どいつもこいつも!」


「隊長! どこへ行くおつもりで?」


「街へ帰る。奴らの不正を洗いざらい調べるぞ」


 セバスタはそう言うと足音も荒くダンジョンを引き返し始めた。


 部下達はホッとして彼の後について行った。




 ボスを倒したモニカ達は事後処理を行っていた。


 約束通り、アイテム『タートル・ドラゴンの甲羅』はユガンに手渡す。


 そして経営権は『魔法樹の守人』のものとする。


 ユガンは壁に刻まれた『三日月の騎士』の紋章に向かって呪文を唱えた。


 すると紋章はたちまちのうちに消えてしまう。


 モニカは宝箱の中にある『ダンジョンの指輪』を回収した。


 ダンジョンの出入りを全て管理するための指輪だ。


 これでこのダンジョンは名実ともに『魔法樹の守人』の所有物となった。


「いいのか?『タートル・ドラゴンの甲羅』俺がもらっちゃって」


「ええ。もともとそういうお約束でしたし」


 モニカは何の疑いもなくユガンにアイテムを渡した。


「……そうか」


 二人は互いに交換した紋章を返却した。


 ギルド間の契約解除の印だった。


「やった! ダンジョン攻略だ!」


「バンザイ! 『魔法樹の守人』バンザイ!」


 メンバーの一部はすでに祝勝気分だった。


 中には手や肩を組んで小躍りしている者もいた。


「モニカ。帰還の魔法陣出たわよー」


「これで街へ帰ることができます」


 ユフィネとシャクマの二人がモニカに向かって手を振っていた。


 彼女らの足元には帰還の魔法陣がこしらえられてある。


「ではユガンさん。私達はこれで」


「もう行くのか?」


「ええ、ダンジョンを攻略することができたので、その事をいの一番に報告しなくてはいけない人がいるんです」


「ていうと……例の鑑定士か?」


「はい。いつも私達のことを導いてくれた人です。少しでも成長した姿を見せるのが恩返しだと思うから」


 そう言ったモニカの瞳には一点の曇りもない純粋さが宿っていた。


 それはユガンがとうの昔に切り捨てたものだった。


「ふっ」


(Aクラスの冒険者に慕われる鑑定士とはな。いったいどんな奴なんだか)


 ユガンは苦笑せざるを得なかった。


「ユガンさん?」


「いや、何でもない。よほど、腕がいいらしいな。その鑑定士は」


「ええ、そうなんです」


「俺もご指導賜りたいもんだ」


「ではどうでしょう。睡眠が終わったら、『魔法樹の守人』まで来てみては?」


「いいですね。せっかくこうして知り合えたご縁です。ぜひ来てくださいよ。『魔法樹の守人』はあなたを歓迎しますよ」


 シャクマも乗り気になって言った。


「いや、やめておく。ここでの仕事は終わった。次の街に行かなきゃならねぇ」


「そうですか」


 モニカは少し寂しそうな顔をした。


「あー、なんだ。その鑑定士の奴によろしくな」


「はい。ユガンさんのおかげでボスを攻略できたってことお伝えしておきます」


「ああ、頼むぜ」


「モニカー。早く行かないと。置いてっちゃうわよー」


「あ、今行く。それではユガンさん。また会う日まで」


「ああ、またな」


 一行は街に帰ると、各々自宅やギルドの本拠地へと帰って行った。


 ユガンは街の外へ向かった。


 ユガンが街の外れに着くとすぐに巨大な旋回鳥が傍に着地する。


(あいつらスキルは凄かったが、ステータスには欠陥を抱えていた。それを短期間でAクラスまで育てたのだとしたら……。全く。とんでもねぇ奴が居たもんだな。こんな小さな街に……)


「世界は広いな」


 ユガンは呟くように言った。


(俺も久しぶりにパーティーを組んでみるか? クク)


 ユガンは旋回鳥に飛び乗った。


 旋回鳥はどこへともなく飛び去って行った。




 遡ること24時間前、ロランはダンジョンから帰って来た時特有のリバウンド睡眠を経て、目を覚ました。


 取り敢えず、クエスト受付所に向かってダンジョンがクリアされていないかどうか確かめる。


「こんにちは。本日はどのようなご用件で?」


「ダンジョンの状態を確かめたいのですが……」


「かしこまりました。では占星術部へ」


 占星術部へ通されると、占星術師がダンジョンの状態を確かめた。


 彼は水晶から見た景色を通じて、ダンジョンに関するあらゆる情報を確かめることができた。


 どのクエストがクリアされているか、また新規に発生したクエスト、そしてダンジョンが攻略されているかどうかまで。


「『森のダンジョン』の状態は……現在、17階層が冒険者達の辿り着いている最高地点です」


「と、いうことは……」


「まだクリアはされていませんね」


(ふむ。まだダンジョンはクリアされてないか。もうそろそろクリアされている頃かと思ったが……)


「他に何か聞きたいことはありますか?」


「いえ、ありがとうございました」


 ロランはクエスト受付所を出て、『精霊の工廠』に向かった。


(さてと。いよいよ正念場だな)


 ロランが工房に顔を出すと案の定、ランジュが忙しそうに駆け回っていた。


「あ、ロランさん。お帰りなさい」


「ランジュ。状況は……」


「今週一杯が限界です」


 ランジュは即答した。


「……だよね」


「今日ですよね。エルセン伯との会食」


「うん。そうなんだ」


「頑張って下さい」


「ああ。頑張る」


 ロランは緊張してきた。


 いつだって偉い人と会うことは緊張するものだ。


 しかし、これだけはロランが自分でやらなければならない。


(僕はもうこの工房の代表者なんだ。綺麗事だけではやっていけない。工房のためには泥仕事もこなさなくては)




 エルセン伯の屋敷にたどり着いたロランは客間に通された。


 一緒に夕食をとってくれるらしかった。


「やあ。ロラン君。久しぶりだね」


「どうも。ご無沙汰しています」


「いやいや、いいんだよ。ささ、かけたまえ。今日は良い魚が取れたんだよ。ワインもね」


 エルセン伯は食事の準備ができるまで貴族らしく取り留めのない話をし続けた。


 娘の様子がどうだとか、以前やった狩りのことがどうだとか。


 ロランは顧客との会食という慣れない仕事のせいでガチガチに固まっていた。


 いつ本題を切り出せば良いのか。


 果たして自分がこの場にふさわしい振る舞いをしているのかどうかすら自信が無かった。


 しばらくするとワインと料理が運ばれてきた。


 ワインは銀器に注がれる。


「あ、これは……」


「先日、君のギルドから上がったばかりの銀器だよ。来客があれば必ず出すようにしているが、評判は上々だ」


「ありがとうございます」


「我々貴族は人付き合いの多い仕事だからね。こういう調度品はできるだけ良いものを揃えたい。今年中にはこの家の一切合切の銀器を『精霊の工廠』で作られたものにするつもりだ」


「それは……本当に光栄です」


「君のところの例の銀細工師もメキメキ腕を上げているんじゃないのかね? 以前は銀の質によるところが大きかったが、この頃はデザインも洗練されてきている」


 エルセン伯は目を細めて銀器とその中に入っているぶどう酒を見つめる。


「さすが、お目が高い」


 話題は料理のことになった。


 エルセン伯はその博識ぶりを披露してくれた。


 時々、執事にワインに関する知識を聞いたりした。


 そうして料理が終わった後、ようやく本題に入った。


「それで、例の銀器の品評会についてだが、参加してくれるよね?」


「それが……」




「銀が足りない?」


「ええ。お恥ずかしいことですが……」


「それじゃあ君、参加できないってこと?」


「ええ、このままでは」


 エルセン伯は目に見えてガッカリしたような表情をした。


「あの、こんなことを聞くのもなんだとは思うんですが、エルセン伯の方で銀鉱石を保有している業者などはご存じないでしょうか」


「そんなこと言われても……。私だって錬金術のことなんて分からないし。だから君達に頼っているわけでさ」


「う。そうですよね」


「なんとかならないものなのかね?」




 エルセン伯はトボトボと帰って行ったロランを見てため息をついた。


 あの後、会食はなんとも気まずいものになってしまった。


 どうにかならないのかと目で訴えるエルセン伯と申し訳なさそうにするロラン。


 終始、沈黙が続き、会話に花が咲かなかった。


 唯一の救いは料理を平らげた後であったことだった。


(やれやれ。これが零細ギルドの難儀なところだな。まるで融通が利かない)


 エルセン伯は鈴を鳴らして執事を呼び出した。


「お呼びでしょうかご主人様」


「手紙だ」


「は、宛名は?」


「ルキウスだ」




 ロランがエルセン伯と会食している頃、リリアンヌとアリクの『鉱山のダンジョン』攻略を巡る競争は熾烈を極めていた。


 抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返しているうちについに22階層に到達してしまう。


 しかしそこもダンジョンの最深部ではなかった。


(まだ続くの?)


 リリアンヌはもう何本目になるか分からないポーションを喉に流し込む。


 アリクもいつ果てるとも知れないダンジョンの深さにうんざりしながら、部隊を進める。


(これだけ長いダンジョンは初めてだな)


 歴戦の冒険者であるアリクといえども疲れは隠せなかった。


 もうダンジョンに潜り込んでから一週間以上経とうとしていた。


 疲労は限界を迎えつつあった。


(くそっ。一体いつまで続くんだ)


 しかし、アリクは気を抜かなかった。


 というよりも抜けなかった。


 元々、リリアンヌの部隊とアリクの部隊では質が違い過ぎた。


 その上、ルキウスによって弱体化させられていたため(当初、配属されていたジルも別の部隊に配置換えされた)、リリアンヌの部隊との差はますます開く一方だった。


 アリクは苦肉の策として、リリアンヌの後ろにぴったりくっ付いて行く作戦をとっていたが、それも限界に近づきつつあった。


 彼女との距離は徐々に遠のきつつあった。


(ここまでか……)


 しかし唐突に終わりは訪れる。


 異変は24階層にたどり着いた時起こった。


「モンスターの気配が消えた!?」


 リリアンヌはスキル『浮遊』を使い、上空に上がって周囲一帯を見渡した。


 確かにモンスターがいない。


 アリクもそのことに気づいた。


(モンスターがいなくなった!?)


 しかし部隊を振り返ると、誰にも体力は残っていなかった。


 今からリリアンヌの部隊に割り込んで、ボス戦を掠め取る事は出来ないだろう。


(ダメか)


 アリクは諦めかける。


 しかしリリアンヌは空中で丘の向こう側を見た後、決してボス戦に挑もうとしない。


 彼女は部隊のメンバーと何事かを話し始めた。


(なんだ?)


 不審に思いながらもアリクはリリアンヌに追いつく。


 そこで彼も丘の向こう側を見ることができた。


 丘の向こうのふもとには、フワフワと浮いている鎧兜、盾、剣が見えた。


 それらはまるで人間が装備しているかのように、鎧を中心にして、腕の部分に籠手、右手に剣、左手に盾という配置を保ちながら、平野をさまよっていたが、そこに肉体は無かった。


 彼らは鎧を着た幽霊(アーマード・ゴースト)


 鎧に取り憑いた物言わぬ死人である。


「あれは…… 鎧を着た幽霊(アーマード・ゴースト)!?」


「およそ50体……といったところでしょうか」


鎧を着た幽霊(アーマード・ゴースト)に通常攻撃は効かない。それでリリアンヌは足踏みしていたのか)


 鎧を着た幽霊(アーマード・ゴースト)は霊属性を付与した武器でなければ、ダメージを与えられなかった。


 しかし生憎どちらの部隊も武器を霊属性に変えるアイテムは持ち合わせていなかった。


(助かった……のか?)


 アリクはすでに決まっていた負けがすんでのところで猶予をもらえたことに気づき胸を撫で下ろした。


 しかし、安心している暇はない。


 鎧を着た幽霊(アーマード・ゴースト)を倒せないのはアリクも同じだった。


 急いで、アイテム『霊光石』(武器に一時的に霊属性を与えられるもの)を調達しなければならない。


 しかしそのためには一旦街に戻らなければならなかった。


「ロージアン。これをどうかロランさんに届けて」


 リリアンヌはスキル『抜き足(サイレントラン)』を覚えている弓使い(アーチャー)に『ショートカットの指輪』とメッセージを授けた。


「ロランさんに説明してください。最後のボスは『アーマード・ゴースト』だと。倒すためには至急、『霊光石』が50個以上必要だと。だから急いでここまで持ってきて欲しいと」


「は、かしこまりました」


 指輪を託されたロージアンは早速『抜き足(サイレントラン)』を駆使してモンスターにエンカウントしないよう注意しつつ、大急ぎで今来た道を引き返して行った。


 この動きはすぐにアリクの部隊も察知した。


「アリク隊長。あれを!」


「あれはロージアン。『抜き足(サイレントラン)』か!」


 このダンジョンのモンスターのほとんどは目よりも耳で敵の位置を察知する。


 ゆえに『抜き足(サイレントラン)』を使えばモンスターに見つからず帰還魔法陣のところまで帰ることができた。


(なるほど。一人だけ先行させて素早く引き返そうという魂胆か。確かにその方が早く霊光石を調達できるな。ダンジョン内で待っていれば、リバウンド睡眠の時間も省ける。思い切った策に出たものだ)


 アリクは少し迷った後、決断した。


(グズグズしているヒマはない。何もいいアイディアが思いつかない以上、相手の策に乗るしかない)


 アリクも『抜き足(サイレントラン)』を使用できる者を寄り抜いて、急ぎ引き返すよう指示した。


 アリクは自分の送り出した者よりもロージアンの方が先行しているのを見て歯噛みした。


(ええい。こうも我々が後手にばかり回らされるとは。街で最大規模のギルドと言っても、機能しなければ何の意味もない!)




 エルセン伯との会食の翌日、ロランは『魔法樹の守人』に出勤した。


 受付でモニカ達が『森のダンジョン』を攻略したと聞いて驚嘆する。


「モニカ達がダンジョンを攻略した!? それにリリアンヌさんがまだ帰って来ていない?」


「ええ。そうなんですよ」


「もう、ギルド内はその話題で持ちきりですよ」


(凄いな。まさかダンジョンを攻略するなんて)


 モニカ達にダンジョンを攻略する実力は十分あるとは思っていたが、まさか今回でダンジョンを攻略するとは思っていなかった。


(てっきり今回はセバスタに取られると思っていたが……、『金色の鷹』で何かあったのか?)


「モニカ達は今、どこに?」


「魔法樹の守人の仮眠室で眠っています。まだダンジョンから帰ってきたばかりなのでしばらくは起きないと思いますよ」


 その時、一人のギルドメンバーが息も絶え絶え入り口に入り込んで来た。


「ロランさん。良かった。すぐに見つかって」


「君は……確かリリアンヌさんの部隊の……」


「ロージアンと申します。実はかくかくしかじかの事情で……」


 彼はダンジョンで起きたことを説明した。


 ボスが『アーマード・ゴースト』であること。


 霊光石が50個必要であること。


 リリアンヌ隊はまだダンジョンに残っていること。


「霊光石50個……」


 ロランは駆け出した。


 ロランに伝えるべきことを伝え終わったロージアンは、その場で崩れ落ちて眠り込んでしまう。


(おそらく霊光石、50個のストックは街にないだろう。となれば……、時間がない! 急いで作らないと)


 幸い、『精霊の工廠』には街一番の精錬士がいた。


 同じ頃、『金色の鷹』ギルド長の部屋にも二つのダンジョンで起こったことについて知らせがもたらされていた。


「何だと!? 『魔法樹の守人』に『森のダンジョン』を攻略された!?」


 ルキウスは激怒した。


「セバスタは一体何をやっている! コーター達は!?」


 ルキウスは二つの部隊の代表者を呼び出して、事情聴取するものの、どちらも互いに責任転嫁をするばかりで一向に真実は分からなかった。


「ええい。もういい! とにかく今は『鉱山のダンジョン』だ! これ以上の失態は許さん。『金色の鷹』の総力を挙げてダンジョンを取りに行くぞ!」


 ルキウスは両部隊に出撃準備を命じると、錬金術ギルドを呼び出して『霊光石』の調達及び精錬に取り掛からせた。


 同時に『精霊の工廠』に『霊光石』及びその原料が行き渡らないよう締め付けるようにも手配した。


 しかし、今回はロランの方が早かった。


 ルキウスの命令が行き渡った時にはすでに、ロランは『霊光石』の原料を必要な分だけ調達し終えて工房に駆け込んだ後だった。


「ごめん。ランジュ。飛び入りの用件だ。『霊光石』50個以上、できるだけ早く!」

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文庫第6巻が3月25日(金)に発売です!
ふーろさんが丹精込めてイラスト描いてくださりました。
可愛いピンクのツインテールが目印です。
よければチェックしてあげてください。
i632441
― 新着の感想 ―
[気になる点] 攻略後は他のパーティは強制送還されると第6話で記載されているのですが、退去拒否ができるのでしょうか?
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