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未完成の記憶操作:アンメモリー

俺は1ヶ月かけて能力を試し続けていた。

まず俺が考えたのはこの能力の有効距離だ 距離は自分から相手の目が認識できる距離に限られることがわかった 後ろを向かれていてもダメだ

会話の途中目を合わせられないなどで書き換えられなく危うい目にも幾度となく遭ったので今は無難などうでもいい記憶の書き換えで試している。まずは紙に書いてまとめていこうとおもう。


俺の能力記憶の一部分を書き換える力。もう単純に皇帝のギOスとか名づけたいところだが記憶、一部分で未完成なところをとってアンフィニッシュドメモリー・・略してアンメモリーとでも名づけておこうか。人に説明するときとかに、うん


能力名・・・未完成な記憶操作。アンメモリー


悠馬(・・・書いていて恥ずかしいな)


さて、次だ。


この能力の有効期間だ。まだ確定とは言わないが1ヶ月経っても解けないことはほぼ確定のようだ。完全に書き換えられたまま、そう判断している。


そして書き換えられる記憶の範囲。これがまだ完璧に把握できていないのだ、これがまだ未完成といわざるを得ない理由だろう

まず、遥か過去に起きたことを書き換えることはできない。

お前は実は猿として生まれてきた!などといってもウッキーとならないし、正気を疑われてしまった。逆に今お前は猿の物まねをしているとするとしっかりウッキーとやってくれる・・ノリの良いやつなら

そこらへんは少し頭を使って考えていかないといけないだろう


そして完全に不確実なのは未来についてだ。30回試してみたが3回に1回は書き換えた未来どおりの行動をとったが、他の2回は別の行動をとった。

たとえば、食堂で今日はカレーパンが食べたいなどと書き換えたが、ラスト1つで残っていた焼きそばパンを買ってきたなど、確実に行動を縛れるようなものではないと思われる。


悠馬(このまま時間をかけて能力を調査していこう。)

俺は、そんな悠長なことを考えていた


しかし、時は・・運命はそうさせてはくれなかった


~学校周辺~

???「見つけたッ・・・」

~自宅周辺~

???2「この気配・・ヴェレターゼか」

~自宅付近公園~

???3「ハッ、今日はずいぶんと多いな・・関係者がよ」


能力の残り香がか、因果がそうさせたのか、集まり行く者たち。

悠馬は果たしてこの困難を乗り越えられるんか・・!?

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