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第6話 夜

結婚はタイミングも大事と言う真美。

太郎はその言葉の真意にまだ気づかない。

数週間後。

真美は誘った。


「今度ご飯行こうよ」


軽く。

何気なく。


太郎は少し悩んだ。


でも断らなかった。


(予想通り)


真美はワインを飲みながら思う。


男は二種類いる。


最初から浮気する男。


そして――


きっかけがあれば浮気する男。


太郎は後者だった。


でも。


後者の方が簡単だ。

罪悪感がある分、深く沈む。


「彼女と長いの?」


真美が聞く。


「3年くらいです」


「結婚とか?」


太郎は少し黙った。


「考えてはいます」


真美はグラスを回す。


(ふーん)


そして言った。


「でもさ」

「結婚って、勢いも大事だよ」


「そうですか?」


「うん」


真美は微笑む。


「タイミング逃すと終わる」


その言葉には意味があった。

でも太郎は気づかない。

まだ。


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