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第三話 本当にあった異世界転生な話
ちょっと気が変わりました。
まじめに異世界行きます。
ふぅ…と俺は自分の書いた適当な短編ホラー小説に「理系魔王爆誕☆」とクサイ題名とあらすじをつけた。
「何してんのコレ?」
とマーイフルェンドゥの要するに友だちのAが話しかけてきた。
「ああ、これはな、オタクを釣るんだよ。で、wkwkして異世界転生ハーレムむふふと粗末なモノをおっ勃てて開いたらホラーでした、という」
「暇か?」
その通り。すごく暇を持て余している。
普段なら進まない筆がスケートをするほど暇である。
「飲みにでも行くか?いつもの居酒屋」
ということでAとしこたま酒を飲んで帰った。
帰り道、デロデロになった俺とAで小突きあいをしていた。
「えいっ」
とAがふざけて俺を押した。
「HAHAHA…は?」
車道にふらりと倒れ込んでしまった。
あ、もしかして
─ドンッ、グチャ
「…お…ろ…!」
Aの声が遠ざかっていく…。




