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19話(73話)


 妹は落ち着いたのでひとつ聞いてみる事にした。

「これからどうするの? 何処か宛がある訳でもないんでしょ」

「本当に如何しよう……家にはどっかの誰かさんの所為で帰れないし、かと言って何処か行く宛てがある訳でもないし……はぁ〜、本当に如何しよう」

 面倒だしもう殺しちゃってなかった事にしてもいいかな、う~んでも何かに使えそうなんだよなぁ~。

 このまま面倒だからって殺すよりも面白そうな事になるだろうけど、それでもやっぱり面倒なんだよなぁ。

 まあ、殺すのはいつでも出来るから殺さずに残しとくか。

 よし、そうと決まったらこの二人を如何にかしないとなぁ~……面倒くさい。


 取り敢えずも一回家に行ってみれば何かわかるかな?

「行くよ、着いてきて」

 そう言って立ち上がり椅子をしまい歩き始めようとすると後ろから裾を捕まれ止められた。

 振り返ると妹が何故か驚いた顔をしていた。

「急に何処に行こうとしてるの!?」

「えっ? 君達の家だけど何か問題があった?」


「如何して急にそんな話になったの? やっぱり貴方もお姉ちゃんと同類なんじゃないの」

「相変わらず失礼だなぁ~、あんなのと一緒にしないでよ凄く失礼だよ、全く自分が失礼な事を言ってるって自覚は無いのかねぇ。はぁ~、やっぱり二人は姉妹なんだね」

「失礼なのは貴方だよ! 私をあんな残念なお姉ちゃんと一緒にするなんてもの凄くデリカシーが足りてないんじゃないの、寧ろないんじゃないの」

「僕の何処が失礼なの? 全く訳がわからないよ。これだから最近の若者は」

「貴方も私と同じくらいでしょ!それに貴方の言うその若者って貴方みたいな人の事を言うんじゃないの?」


「これだから最近の若者は」

「だからもうそれはいいよ、何でまた同じことを言うの貴方やっぱるお姉ちゃんの同類でしょ」

「そんな事人に言っちゃダメでしょ、そうやって人の事を悪く言う人がいるから争いはなくならないんだよ」

「じゃあ貴方もその原因の一人でしょ」

 なんかこの子で遊ぶの楽しくなってきたしもう少し遊んでみるか。

「それで家に行って術式を確認したいんだけど、術式って如何いうモノなの」

「って私の話聞いてないし、何だったの今の会話は無駄な時間を過ごしただけじゃん」

「この世にはね無駄な事なんて一つもないんだよ」


「あるよ! 沢山あるよ」

「それで術式って如何いうモノなの、家の何処に行けばいいのか教えて」

「だから私の話を無視しないでよ……はぁ~なんかもう面倒くさいしいいや……それで術式が何処にあるかだっけ? それなら家全体に施してあるってお姉ちゃんは言ってたよ」

 折角遊んでたのに 、もう少し遊びたかったなぁ。

 まあ仕方ないし家に行ってさっさと片付けるか。

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