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17話(71話)


 謎の姉妹は夜になってもまだ着いてきていた。

 姉妹は僕が気付いている事をまだ知らないようでしっかり尾行できていると思っている。

 僕としては何故気づかれていないと思っているのか不思議でならない。

 現に姉が妹にちょっかいをかけている時にルーが二人の存在に気付きかけていた。

 僕がなんとか誤魔化していたから問題なかったら僕がいなかったら間違いなく二人に気付いて襲いかかっていただろう。


 流石にこのままでは僕がめんd、もとい姉妹が可哀想なので皆を無理矢理魔術で眠らせる。

 皆が眠ったのを確認してから姉妹の下へ向かう。

 僕が近づいてくるのに気付き姉妹が逃げ出そうとするが、仕掛けておいた花から巨大な根を発生させて行く手を阻み、姉妹の逃げ場を奪った。

 すると姉妹は諦めたようでその場から一歩も動かなくなった。


 姉妹の下に着いても二人がこちらを向かない。

 よく見ると二人とも立ったまま気絶していた。

 このままでは来た意味が無いので肩を掴んで揺さぶる、勿論妹の方から。

 だって姉の方は何をしでかすかわかったもんじゃないんだもん、仕方ないよね。


 数回揺さぶると妹の方は意識を取り戻した。

 だけど何故かものすごく慌てて僕と距離を取られた。

「何もしないから安心して、それよりも姉の方を起こしてあげて」

「っえ? えっと嫌です」

「何故!? どうして姉を起こしたくないの?」

「姉を起こすと面倒なので……」

 それなら仕方ないな、僕としても姉の方とはなんか関わりたくないし。


「っは! 姉の事なんてどうでも良いの、今はどうして私達を家に入れなくしたのか教えて!」

「それなんだけど、どうして入れなくなったのか全く分からないんだけど?」

「っへ? いやいやいや、嘘でしょ! 原因になった本人がわからないっておかしいでしょ」

 そのままうずくまってブツブツと呟いていた。


 妹の方が蹲ったままなので仕方ないから姉の方を起こすことにした。

 起こすと真っ先に何かを唱えた。

 するとさっきまでブツブツと呟いていた妹の声が聞こえなくなった。

 よく見ると体も動いていない。

「私が気絶している間に何か失礼なことを言ったでしょう、そんな悪い子にはおしおきだー♪」

 そう言って突然姉が妹の顔に落書きし始めた。

 妹は表情が全く動いていなかったがすごく嫌そうだった。


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