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11話(65話)


 朝になるとルーの様子は普段通りに戻っていた。

 だが昨日の事は覚えているようで申し訳無さからか目を合わせてくれない。

 リコリスも聖女もルーの様子がおかしい事には気づいているのだが追及する気はないようだ。

 僕に非がある訳ではないからルーの事は気にしない事にした。


 移動中いつもならルーが出会う魔物をすぐに倒してしまうのだが、今日は魔物が現れても反応すらしない事があった。

 皆ルーが倒してくれるだろうと安心しきっていたので反応が遅れてしまう。

 それをチャンスだと思ったのか魔物が勢いよく突っ込んでくる。

 魔物の攻撃が当たる直前に結界を張り防ぐ。

 勢いよく結界にぶつかったものだから、衝撃も強く少しふらふらしている。

 奴隷六人がそこへ一斉に攻撃を仕掛ける。

 魔物はそれを避ける余裕などなく全て直撃し、魔物は倒れた。

 リコリスと聖女とは違い、直ぐに切り替えられた奴隷六人は二人よりも奇襲された経験が多いのだろう。

 まあ、安心しきって隙ができている点ではまだまだだけど。

 リコリスと聖女は朝からルーの様子がおかしいんだから、これくらいの事は予想しておくべきだ。


 リコリスと聖女はルーの下に駆けより、何処か調子が悪いのか訊いていた。

 ルーは調子が悪いところは何所もない大丈夫心配しないで、と言って二人を置いて歩き出した。

 その後はルーが魔物に反応しなくても、焦ったりせずに僕のサポートがなくても確実に魔物を仕留めていった。


 夜になり皆が寝静まった頃合にルーに声を掛けた。

 ルーは最初は寝ている振りをしようとしていたが、僕が声を掛ける前から起きている事に気付いていると伝えるとやっと返事をした。

 ルーは如何やら昨日の事や奴隷六人にした事を僕に知られて、自分を抑えきれなかった事が恥ずかしかったらしい。

 ルーに折角起きているなら散歩に付き合ってくれないかと訊ねると、少し迷ったようだが起き上がって付いてきた。

 歩き始めて数分経ってから、今の状態を訊いた。

 ルーは欲求はあるけど今は自分の意思で抑えられてるから大丈夫だと答えた。


 大丈夫じゃないのはわかっているが、ルーが大丈夫だと言った以上それ以上症状については訊かない事にした。

 それから少し歩くと川に出た。

 川はルーの膝より少し下くらいまでの深さしかなかったが、ルーは川に入りはしゃいでいた。

 ルーが一緒に川に入って遊ぼうと言ってくるが、断っておいた。

 ルーが川で遊び始めて五分くらいした頃、急に僕の目的は何なのか訊いてきた。


「おもしろい」「続きが気になる」

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「模造品でも最強になれますか?」と言う作品も書いています。

よければそちらの作品も読んでみてください。


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