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2話(56話)


 全員の字自己紹介が終わったのでアヴェリティアにクリストフに起こった事を話し原因を訊ねた。

「う~ん、そんな剣初めて聞いたけど……話を聞く限り神具って訳でもなさそうだし……『血肉化』で視る事ができないとなるとだいぶ絞れるはずなんだけど……今度他の神に会うことがあったら何か知らないか訊ねてみるよ」


「それで地震についてだけど剣と関係はあるの?」

「それについてだけど実際に地震を起こせる武器は存在するよ、ただそんなに都合よく起こったとなると武器自身の意思で起こした可能性も否定はできないね……だけどこの世界を管理する私達六柱は誰もそんな武器をこの世界に造り出せない筈なんだけど……」

 アヴェリティアが考え込んでしまったので、聖女に話を聞くことにした。


「聖女さんはなんでこんな森の奥深くにある小屋にいるの?」

「私は城から逃げてきたんです……城が化物に襲撃されて壊滅状態に追いやられたのはご存知ですか?」

「一応は知ってるけど……」

 だってそれやったの僕だし、何て言える筈もなく、引き続き聖女の話を聴く。


「その化物を目にして私は怖くなってしまって……城にいるとまた化物に出会うんじゃないかと思うと怖くて……」

「大丈夫だよ、その化物ってアヴェリティアの使い魔みたいなものだから」

「っちょっと何勝手な事言ってんの、なんならその化物は──」

 アヴェリティアが化物の正体が僕である事を言おうとしたので咄嗟に手を伸ばし口を塞いだ。


 アヴェリティアが手を退かそうとするが簡単には外させない。

 その間に聖女に説明をしておく。

「安心して、アヴェリティアは城にいた先代の聖女を助ける為にあの化物を使っただけで、それ以外の用途で使用する事はまずないから」

「そんなに簡単に安心なんて……それなら先代の聖女様に何があったのか教えてください、そうすれば少しは安心できると思うので」

「ずるい言い方をするね、それじゃあ今から話すことは他言無用だからね」


 そう言って話始めた。

 舞が異世界(地球)に転生した事

 舞が地球からこの世界に召喚された事

 舞がいると問題が発生するから使い魔(僕)に舞を助けさせた事

 舞を無事地球に返して上げられた事

 それらを僕の事は伏せた上で全て話した。


 聖女はその話を聴いて少しは化物に対する恐怖が和らいだみたいだった。

 ルーはそんな変わった出来事がこの世にはまだないのかアヴェリティアに質問していた。


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