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11話


「うん、舞………いやアヴェリティア、今回の勝負は僕の勝ちだ。」


「はぁー、何時から封印が解けてたの?」

「さぁ何時からだろうね。」

 涼が適当にはぐらかそうとするとアヴェリティアが涼を睨んだ。

 だが涼が答える気が無さそうなのを見ると溜息を一つ吐いて会話を再開する。


「答える気がないならそれでもいいよ、でももう一つだけ質問させてもらうけど、如何してまだ正気を保っていられるの?『血肉化』の調整はしっかりした筈なんだけど?」

「やっぱりあれは使用だったんだ。僕じゃなかったらとっくに壊れてただろうから、嫌がらせをするならもう少し抑えた方が良いよ。」

「別に君が壊れてももう一人いるからそっちにチート能力を持たせれば万事解決なんだけど。」


「酷いこと言わないで欲しいな、折角例の計画を手伝ってあげようと思ってるのに。」

「君が無理やり手伝おうとしてるだけだけどね。………そんな事よりも彼、舞ちゃんの事まだ知らないんだよね?どうやって伝えるつもりなの?」


「別に教える必要はないんじゃないかな。東をアヴェリティアが引きつけてる間に、僕一人で舞を助けて、二人が入れ替われば何にも問題ないでしょ。」

「あまり君を一人にしたくはないんだけどなぁ。」

「何?一緒にいたいの?」

「そういう訳じゃないよ、ただ君が他の管理者に目を付けられないか心配なだけだよ。」

「そこはもう少し違う反応が欲しかったなぁ。」

「君は私に何を期待してるの?」


 アヴェリティアは呆れた表情で涼に聴いたが涼から返事は帰ってこなかった。

 それから二人?は東が見張りの交代に来るまで今後の事について話していた。




 盗賊や魔物に襲われる事無く朝になり朝食も食べ終え馬車に乗り出発した。

 それから二日後の昼、涼達は何事も無く隣町に着いた。


「皆さん、此処までの護衛ありがとうございました。また機会が有りましたらその時はよろしくお願いします。」

 冒険者ギルドで依頼の達成を報告をした後ダニエルがバーデン商会を代表して挨拶をして解散となった。

 涼達以外のパーティーは今日の宿を取りに行くと言い数分前に分かれていた。


「それで、俺達はどうするんだ?」

「ああ、それなんだけど舞と二人で今日の宿決めてもらっていい?僕はちょっと行きたいとこがあるから、夕方にここで待ち合わせね。」

「行きたいとこって図書館か?」

「僕が行きたいって言ったらそこぐらいだね、それじゃ行ってくるね。」


 涼は二人と別れ図書館の方に歩いて行く、だが歩くにつれて図書館とは別の方向に進んでいく。

 マップで図書館の位置は確認したので道が分からない訳ではない。

 分かっていて図書館とは違うところを目指しているのだ。

 では、涼はどこを目指しているのか?それはとある男が住む領主の屋敷だった。


 その男はアヴェリティアの例の計画に必要な贄であり、領主の命令で暗殺等裏の仕事を請け負う裏の人間だった。

 領主の命令に従うものの残虐非道な行いから必要な時以外は領主の屋敷の地下に軟禁されている。

 世間には知られていない存在なので何かあったとしても領主が表立って騒ぐことができないので贄としてちょうどいい。


 涼は領主の屋敷に着き周りに誰も居ないのを確認すると突然体がドロドロになり涼の姿がそこから消えていた。

 そして残っていたのは一匹の小さなスライムだけであった。

 そのスライム柵の間から難なく敷地に侵入し屋敷の中に入っていくのであった。


今回出てきた謎の男は元々はもっと後の話で登場させていたんですが、行き当たりばったりで書き直しこの町に来た理由が無くなってしまったので登場させました。

次回は戦闘回予定です。

予定は未定………

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