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8話


「と言う訳で、他の町に行ける依頼受けない。」

「何がと言う訳なんだ?」

「そんな細かいことは気にせず、なんかない。」


「丁度、隣町まで護衛する依頼があるけど、何で他の町に行きたいんだ?」

「この町で得られそうな情報は大体手に入ったから、他の町で知識を集めたいんだよね。」


「俺は良いけど、舞は良いのか?」

「私は………良いよ。他の町に行きたいってことは、この町には帰還する方法が見つからなかったからだろうし問題無いよ。」




 僕達三人は宿で別れを告げ西門に来ていた。

 依頼内容は隣町まで商人の護衛と言うものだった。

 西門に来ると商人らしき男姓が話しかけてきた。


「貴方がたが今回護衛の依頼を受けてくださった冒険者ですね。」

「はい、そうですよ。」

「他のパーティーの方達はもう揃っていますので、此方に来てお互い軽くご挨拶でもしましょう。」


 承認に連いて行くと馬車の裏に冒険者が5人パーティーと4人パーティーが2つで計13人いた。


「皆さん揃いましたので自己紹介させていただきます、私は今回ご依頼させていただきました、バーデン商会のダニエル=バーデンと言います。そして此方は弟のドミニクです。」


 ドミニクと呼ばれた男は「どうも」と軽く頭を下げてきた。


「それでは冒険者の方々にも自己紹介してもらってもよろしいでしょうか?」

「では我々から自己紹介させていただくとしよう、私はBランクパーティー「紅の風」リーダー、クラウス=ロスラーだ見ての通り前衛をしている。メンバーは…」

 「紅の風」のメンバーを次々とクラウスが紹介していく、


 前衛 クラウス=ロスラー、男性、大剣

    ホルスト=シャハナー、男性、両手斧

    リカルダ=シャウマン、女性、軽槍

 後衛 テオ=ハーバー、男性

    イルザ=レルシュ、女性

 今回の依頼のまとめ役


「それじゃあ、次は俺達が自己紹介するな、俺はスヴェン=リースマンCランクパーティー「鷹の爪」のリーダーだ、で隣に居るこいつらが…」


 「鷹の爪」メンバー

 前衛 スヴェン=リースマン、男性、両手剣

    フォルカー=プロイス、男性、片手剣&盾

 後衛 ルーカス=ロイター、男性

    マルク=リース、男性

 女性冒険者募集中らしい


「次は私達ですね、初めましてCランクパーティー「永久とこしえの夢」のリーダーを務めているカール=ブルークと言います。」


 「永久とこしえの夢」メンバー

 前衛 カール=ブルーク、男性、片手剣&盾

    ゲオルク=ローマン、男性、大剣

 後衛 カミラ=ローマン、女性

    リーゼ=ブルーク、女性

 夫婦で冒険者をやっている


「では最後とりは俺達だな、俺はアズマ=トウジョウ、Dランクパーティーだ。」

「東、何時Dランクに上がったんだ?」

「涼が図書館に通い詰めてる間に上がったよ、それと自己紹介を遮るな!」

「次からは気を付けるよ、ええっと僕はリョウ=サカベ、一応このパーティーのリーダーやってます。っで此方が、」

「マイ=クドウと申します。私達は冒険者を初めて間もないので色々と教えて頂けると有難いです。」


「それでは一通り自己紹介も終わりましたし出発しましょう。」

 馬車は四台あり前から「紅の風」、「永久の夢」、僕達、「鷹の爪」となった。

 全員が馬車に乗り出発すると小さな声で東が話しかけてきた。


「何で自己紹介でランクを知らない振りしたんだ?」

「そりゃぁ、リーダーなのにパーティーのランクも知らない奴に面倒くさそうな命令はしてこないと思ったからだけど。」

「なるほどねぇ、でこれからどうするんだ。」

「依頼を完遂して隣町についたら宿探して図書館に行って情報を集める。僕が情報を集めている間二人は依頼を受けて資金調達をするって流れかな。」

「ようは前と同じって事か。」

「そういう事になるね。それじゃぁ何かあるまで寝てるよ、おやすみ。」


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