食事は楽しく!
すみません少し遅れました。
相変わらず短いですがよろしくお願いいたします。
スライムの変化、それはレベルアップである!それはもうすごい勢いでである。
鑑定で視てみるとあの一切れでもうLv20も上がっている!
「なにこれ?どゆこと?」
鑑定に説明があるので読んでみる。
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補足説明
レベルアップは、レベルの概念がある存在を倒す(生命体や霊的存在問わず)あるいはその食肉を食事をすることでレベルアップが可能。もちろん強ければ強いほど効果が高い。
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なるほど、これは分かるけどいくらなんでも上がりすぎじゃないか?
あっ!まだ続きがあった。
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スライムはその最弱の魔獣ではあるが、必要な経験値は他と比べてかなり低い、だがこの世界でレベル二桁のスライムはまず存在しなかった。
スライムは適応力だけは非常に高くあらゆる環境に存在するがその最底辺の食物連鎖の立場ではレベルアップの機会に恵まれない。
更にレベルアップが可能な死肉を食らうにしても、調理用の熟成や適切な保存を除けば、ある一定期間がたつとその効果は急激に落ちる。
高レベルの死肉が出会う機会はそうそうなく、かつそんな死肉があったとしても他の魔獣が見逃すはずがないのである。
あとはまぁ初めて高レベルの肉にありつけて感動してるからその補正もあるのだろう。
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最後の一文なに!急にフランクになったなおい!ウィキだと思って読んでみたらこれアニ○タウィキの方のウィキだ!まぁ本家よりはこっちを良く見てたけど………
まぁいいや、与えるにしてもせっかくだから美味しいのをあげよう。
私は料理に関するチートを降霊してグリードウルフを調理する。
切れ味抜群のかまいたちの風の魔法で包丁代わりにして、土の魔法で香辛料となる植物を強引に生み出し、調理器具も制作。
それらを駆使してグリードウルフのフルコースをつくる、調子にのって肉全部消費しちゃったけど別に私は問題ない、むしろ自分だけ食べる料理よりも食べてくれる料理だと比べるまでもなく楽しいのだ!
そしてできたての料理を披露する、スライムの反応は固まってはいるが良く見るとプルプルと小刻みに震えている。
何となく伝わることだが、この子は喜びを噛み締めるタイプのようだ。これはこれで可愛いのでよし!
「さぁ、誰もとらないから遠慮どうぞ。」
スライムは最初恐る恐る料理に触れ、一口吸収すると美味しかったのか一瞬ビクッ!とした反応見せるとゆっくりとではあるが休むまもなく食事を楽しんでいる。
こんなにも一生懸命に食事を楽しんでくれるとうれしいもんである。
ふと前世での記憶がよみがえる、あれは前世で飲食店で働いてた頃スマホ片手に料理を食ってるお客さんが多い中、一人だけ一心不乱に料理だけに集中して美味しそうに食べてるお客さんの姿を見て何となく嬉しかった気持ちを思い出した。
やはり食事の時は食事だけに向き合うのが一番である。なにかを片手間に食事するのは、それは食事ではなくただの作業である。
ずいぶんと思いに時間をとられたのかいつの間にか完食していた。これは料理したかいがある。
ふとスライムを鑑定してみるとなんと驚きのレベルMAXである!この世界でのレベルはLv99がMAXみたいだ、
………………だから最初の場所での強さじゃないだろここ。
さて気を取り直して鑑定には診たことない項目が出ているそれは主にスキルであった。
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万能細胞
大きく3つの能力がある。
・有機物、無機物、エネルギー等取り込んだことのある性質を完全に再現できる。
・無限に細胞分裂が可能、その為分身、増殖が限界はあるが無制限に可能になる。また分裂による再生が無制限になる。
・上記2つの特徴駆使すればあらゆる生物や無機物の修正、修復、再生、回復、治癒が可能になる。
イメージとしては移植と自然治癒のハイブリッドである。またこれは悪用ができるが詳細はこちらの項目に
異袋
あらゆるものを無限に捕食、吸収することのできる最強の捕食者。
だが食事に関しては完全に趣味嗜好なためそんなことする必要も趣味はなく、万能細胞を活用すれば自給自足による食事がありつけるのでよほど上手い料理か面白い料理にありつけない限り食事自体が必要がない。
食の探求
食に関してあらゆる恩恵が与えられる。正直これは把握仕切れない。
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………………うわぉ、凄まじいなこれ、………レベルはもちろん、ステータス項目もすごいがやはりスキルがヤバイな。
これチート駆使しても勝てないぞこれ、幸いなのは私に全幅の信頼してくれることか。
しかしこの子食い意地張ってるわね、それだけ嬉しかったのね!
でだこの万能細胞の悪用の項目はなんだろう?………………………うわぁ、これはまた………エグいわね、これは慎重にしないとね。
さてこれからどこへ行こうか?近くを見回るといくつか枝が落ちていた。
全く手がかりがないのでこれを真っ直ぐ立てて落ちた方向を歩く。
暇潰しもかねてスライムを抱えてポムポム楽しみながら歩いていたらこの森でどうやって見つけるんだよというこの場所で祠みたいな洞窟を見つけた。
今更ながらスイッチのゼルダを購入しました。
凄まじいですね!もっと早く買えばよかったと後悔してます。
執筆もマイペースではありますがちゃんと続けます。