表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/54

結婚式

朝、ちょっと夫くんの後輩の結婚式の話が出たので、思い出した。

そういえば私たち結婚式がまだだって話、みなさんにしてなかったなと。


実は私たち、結婚式をしていません。

去年の12月に籍を入れ一緒に暮らし始めて、結婚式は今年の6月を予定していたの。


でも2月に私手術してその後ずーっと私の体調が悪かったので、一旦式場キャンセルしたのね。

招待状出す前だった。


最近夫くんと結婚式どうするかってことかを話題にしてたの。(A子さんが来る前ね)


なんかちょっと面倒くさくなってきていて、でもウエディングドレスは着たいから、夏休、親と私達だけで南の島に行って簡単に式を挙げてるってことに落ち着きそうだった。


だから海外ウエディングのパンフレットなんかも集めてあるんだけど…

色々吟味しなきゃい時期なんだけど今ちょっとそういう気分じゃない。




しかし、改めて振り返って見ると、私の結婚生活のスタートってトラブル続きだなぁ…


強烈な腹痛→手術→体調不良に苦しむ→結婚式延期→会社退職→夫くんの元カノとの同居。


最後のが一番ヤダ。


もしかして私達って、運勢的に合わないのかな?

結婚した時期とかが悪かったのかな?

ちゃんと占いとかで調べればよかったのかもしれないなあ…




夫くんからのプロポーズは日常に紛れてサラッとされて、それがプロポーズだと頭が理解する前に私、反射的にOKしたんだよねえ…


あれは市立動物園に行こうと待ち合わせしたものの、急に雨が降ってきて、も、面倒くさいから(←私達って面倒くさがりやですねぇ)行くのやめてお茶しようって、近くのド○ールでお茶していたときだった。


「天気予報雨って言ってなかったよね?」って私が話しかけたらそれに対して夫くんが「ん、結婚する?」って言ったんだよ。


何回思い出しても会話としておかしい。

でもその時「え?あ?うん」って思わず言っちゃったんだ、私。



で、そこからは婚約者としてのお付き合いがはじまった。

そして結婚の準備に突入ね。(この頃から既読スルーが増えた。ま、週末にまとめて返事してくれてましたけど)


しっかし、夫くんはなんで私と結婚しようと思ったのかな…

そこんとこをよく聞けてない。


なんかー、夫くんってちょっと突っ込みにくいところがあるんですよ…


夫くんは割と常識的な人だけど(そうでもないか?元カノ新婚家庭に連れてきてるもんねぇ)あのプロポーズは変だった。


…うん、変だった。




もうそろそろ夫くんが帰ってくる時間です。


私はほっぺをグリグリマッサージして、笑顔で夫くんを迎え入れる準備中です。


う〜ん、朝の決意どおり、私上手く笑えるかしら(苦笑)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ