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コタツと魔王とミカンが繰り広げるTRPG  作者: 鴉野 兄貴
メンバーがTRPGリプレイ小説を書きだすと卓の雰囲気が最悪になる件

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19/26

リプレイがエタるか。セッションがエタるか

「ところでお三方とも」


 GMは本日の道具を手に現れたが三人はトレーティングカードゲームをやっていた。

ちなみにTRPGの道具フルセットは女性が持ち歩くには可也重い。

昨今はPCにすべてインストールすることが可能だし、タブレットのツールもあるにはあるがニッチな分野だ。


「始めませんか」「面倒」「小説に関係ないし」「早く家でのんびりしたい」


 なんか、もう末期だな?!

魔王様。ほらほら。バタークッキー(一箱100円)あげますから寝転がらないでください。

ああ。くいかすを飛ばしちゃだめです。ってこれサラマンダーとシルフィード(本編)の仕事じゃないか。


「作者殿。酒の追加注文を頼む」


GMさん。伏してお願い申し上げます。素面でプレイしてください。


「何処が面白いのかわからなくなった」


 そういうこともあるからなあ。TRPGサークルがTCGサークルになってしまうことは結構ある。

あるいは女の子が集まらないと出会い系サークルにシフトしたり。こっちは健全といえば健全だが。


「思うに、小説は小説、TRPGはTRPGで別々に遊べばいいかと。

プレイヤーキャラクター三人の立場になって知らない仮想世界で遊べる。

そしてその仮想世界はたくさんの人々の思いや記憶が詰まっていてそれを共有している。そういったことがアナログで行われるのが楽しいのではないでしょうか」


 リプレイとかサークルレポートとかはTRPG専門誌に掲載されることがあるし。

もっともこれがまた雑誌掲載が目的になって解散とかありえるのだが。


「我らはそういった世界にも旅立てるのだが」「存じています」


 世界の蓄積は確かに直接交流のほうが楽しい、もしくは刺激的だと思う。

だが一度紙面を通して理想的な世界を作ろうというメーカーやデザイナーのバックサポートがあるのも事実だ。ないTRPGもあるが。


「ここだけの話、三人が出会ったキャラクターたちだってよそのプレイに出てきたり、あるいは三人がゲストで登場している卓もあるかもですよ」


 まぁ小説に書いているからそっちの需要もあるが。


「ふむ」「そうか」「なるほど」「作者殿。いろいろ力不足で申し訳ない」


 いえいえ。

というかGMさんには感謝しています。


まぁでも、四人とも雰囲気最悪なのは理解したから……遊園地にでも連れていこうか。

「まて」なんすか神聖皇帝殿。


「美女四人と連れだって歩くのが貴殿の目的では」


いや、勘ぐりすぎですって?!!!!!!

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