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虚栄心

作者: 浮雲 琳加

君は今自分の身体に残っている能力を


その能力だけを


人様に表現しようと思うだろうか


自分のただただ拙いわずかな能力に


嫌悪感を抱いて


見えという名の皮を


その腕や足や背中に付着させ


隠し 高い能力を偽っていくのだろう


しかし


その皮は不純度100%であり


どうせはめっきなのである


時が経つにつれ剥がれていき


その拙い中身を人様の視界に入ったとなれば


今までの高い評価はその一瞬で削除されてしまう


そして自分の姿を偽っていたことを悟られれば


さらにその人物の評価は標準値からマイナスされてしまうのである


つまり


時が経てば剥がれるめっきを貼って自分の本当のレベルを


隠すようなつまらないことをするより


最初からその拙い身を公に出し


その0地点から努力し


レベルアップしてくほうがよっぽど


後の自分の立場が良くなる


ということである。











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