表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

1日目夕 開戦 ~Open War~

喧嘩をしてしまった洋介は、一人長々と考えていた。しかし突如してブリーフィングルームに呼ばれる生徒たち。ブリーフィングの内容は想像を絶するものだった・・・

1645時 ハンガー


 洋介はラプターの主翼の下でしゃがみ、じっと考えていた。今日の昼のことだ。頭の中で、あの言葉がエコーとなって響いてきた。


(「『そのほうが確実』?ふざけないでよ!」)


(あれは単に、ミッションを成功させたかったという意味合いで言ったはずなんだけど・・・確かに言い方が悪かったな・・・。けど、信頼してないわけじゃない。あいつ、いや、章吾のことも、誰よりも信頼している。俺にはあいつが必要だ。ペルセウス中隊は、誰一人欠けちゃいけないんだ・・・!)

 洋介はそう考え、茜に謝りにいこうとした。が・・・それを止めるようにして、天井のスピーカーから放送が流れた。

<こちら司令部。校内にいる実戦部隊は、至急ブリーフィングルームに集まってくれ。繰り返す、校内にいる実戦部隊は、至急ブリーフィングルームに集まってくれ。>

 「チッ」と、洋介は舌打ちをし、すぐさまブリーフィングルームへと向かった。


1650時 ブリーフィングルーム


 ブリーフィングルームに行くと、洋介以外のほとんどがすでにそこにいた。章吾、茜もその一人だ。茜とはかなーりマズイ関係にはなっているが、洋介は勇気を出して話しかけた。

「あ・・・あのさぁ・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

沈黙。ただひたすらに沈黙。ダメだ。今は話しかけないほうがいい。

「おい・・・洋介」

 章吾が小声で話しかけてきた。

「どうしたんだよお前。なにか彼女に悪いコト言ったか?」

「いや、そのな・・・」

 洋介は章吾が食堂を出た後、どのようなことがあったか説明した。

「そうかそういうことか・・・・・言い方が悪かったな、お前」

「だよな・・・はぁ・・・今後どうしよ・・・」

「よし、全員いるな。今ブリーフィングルームに集まってもらったわけだが、なぜだかわかるか?」

 室内にいる全員の顔がいかにも分からそうな顔をしている。まぁ普通分からんわな。

「では説明しよう。クーデター軍ペサディージャが、宣戦布告した」

 今日実戦配備された者、そして前からすでに配備された者も、驚愕している。すると一人の生徒が司令に質問した。

「宣戦布告ですか!?日本に!?」

「いや、正確に言うなら『世界に』だ」

「世界・・・・・世界を敵に回すなんてあいつらにそんな軍事力があったんですか!?」

「分からない。とにかく作戦の説明をする」

 そう司令が冷静に答えると、教官が作戦用のオペレーションソフトを起動し始めた。起動はかなり早い。けど、こんなの訓練中使わなかったぞ・・・・・実戦用か?

「本日1620時、クーデター軍ペサディージャが宣戦布告した。宣戦布告の直後、ペサディージャ軍は南から侵攻を開始し、沖縄の嘉手納基地を爆撃。レーダーが破壊された上、ステルス爆撃機によって攻撃されたため、被害は壊滅的だ。現在も北に進行中と思われる。ちなみに、基地にいた米兵が、こんな言葉を残していた」

 教官が音声ファイルを用意し、再生した。戦闘中の爆発音とともに、音声が流れる。

<Oh...Oh my god...what the hell is it that!? It's too huge!!(あぁ・・・なんてことだ・・・何だあのデカブツは!?大きすぎるぞ!!)>

「・・・・・と、ここで音声が途切れている。この情報からして、敵はかなりの軍事力をもっているようだ。しかしこのステルス爆撃機・・・いったいなんなんだ・・・?相当大きいようだが・・・おっと忘れてた。引き続き作戦の説明に入る。この爆撃機の飛行ルートを予測した。とんでもないことだ」

 画面上に赤い矢印が現れる。ステルス爆撃機の予測飛行ルートだ。矢印がどんどんどんどん北東の方向へ伸びていく。そしてその矢印はある場所を指した。ブリーフィングルームにいた生徒たち全員が驚愕した。洋介が真っ先に口を開く。

「と・・・東京だって!?い・・・ETA(到着予定時刻)は!?」

「1830時だ。だから、君たちには空軍とともに首都防衛戦に参加してもらう。上がったら空軍のAWACS『オホス・バシオス』の指示に従い、作戦を進めてくれ。作戦開始時刻は1800時。いいか、絶対に東京を守れ。なんとしても作戦を成功させろ。以上だ。解散」

 ブリーフィングが終わった。生徒たちはざわざわと騒ぎはじめる。首都防衛か・・・配備早々大変だな俺らは。けど、俄然やる気が沸いてきた。洋介は席を立ち、自分の部屋へと戻っていった。





 


アドバイスを受け、第三者視点の文も入れてみました。今後もいい文が書けるよう、努力します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ