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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アマテラス

 巨大隕石の落下により、世界中に激震が走った。


 大西洋に落下した隕石の影響により、大津波が周辺国を襲い、巻き上がった粉塵により、農業被害が発生。また、魚も獲れなくなった。


 その影響は数年に及び、飢えが、世界を(むしば)んだ。


 その、責任の所在は?


 国連主導により、何度も首脳会議が開催された。


 しかし、責任などといっても、誰も、どの国も取れるわけがなかった。


 そんな中で、一つの意見に注目が集まった。


『そんなに隕石が怖いなら、撃ち落としてしまえばよいでしょう』


 そう、発言した国を発起人として、あるプロジェクトが始まった。



『隕石迎撃用太陽光収束レーザー照射システム。通称 《アマテラス》』



 宇宙に浮かぶ超巨大建造物。そのほとんどがソーラーパネルとそれを固定するフレームで構成されていて、太陽光による発電、レーザー照射システムへの送電、蓄電など、ただ大きくすればよいというものでもなく、計画から建造、完成まで二十年もの時間と計画当初から桁が一つ多くなるほどの莫大な予算を必要とした。


 その甲斐あって、稼働開始から四年後に飛来した直径1キロを越す大型隕石を一撃で迎撃に成功。

 その後も、幾度となく地球を隕石から守り続けてきた《アマテラス》は、晴れた日に地上から空を見上げれば、ごく小さな点でしか確認できないが、誰の目にも見える。


 その姿は、天の御座より、あまねく地上を見守る女神のようだといわれていた。






(注)名称についての補足


《アマテラス》 : 建造物全体の通称。


 アマテラス : 管理AIの名称。


《アメノトリフネ》 : 《アマテラス》における、レーザー照射システムのみの通称。



「タイチより、アマテラスにコール。状況を知らせてくれ」


『アマテラスより、タイチにコール。状況を説明します』



『隕石迎撃用太陽光収束レーザー照射システム。通称 《アマテラス》』



 宇宙に浮かぶその巨大施設を管理する、管理AIアマテラスから次々と報告を受けるタイチの心は、次第に絶望一色に染まっていった。




 ことの発端は、天体観測所で超巨大隕石が地球に接近しているのが発見されたこと。


 各国のスーパーコンピュータで超巨大隕石を解析。地球への直撃コースを進んでおり、衝突する可能性は99%。


 すぐさま、《アマテラス》より、レーザーが照射された。


 直径2キロに及ぶ隕石さえも、一撃で消滅させた実績があった。しかし、今回の直径20キロに及ぶ超巨大隕石は、レーザーが照射された位置が焼かれて大きく陥没したものの、形を保ったまま依然として地球衝突コースのまま。


 次のレーザー照射までは、48時間を必要とする。

 即座にチャージを開始し、48時間後に再照射。しかし、それでも迎撃成功には至らなかった。

 再チャージを開始し、地球衝突まで72時間を切ったとき、《アマテラス》に異変が起きる。


 経年劣化と照射におけるパーツの損耗は、定期的にパーツ交換で対応していた。

 現状、ソーラーパネルも定期交換を終えたばかりで、理論上は4射まで連続で照射とチャージをしても問題がないはずだった。

 しかし、交換したばかりのパーツで不具合が発生。チャージが上手くいかないと《アマテラス》から報告が入ったのが一時間前。


 《アマテラス》に勤務する者たちは、国連を通じて集められた各国の技術者たちで、三度目の照射が上手くいかない可能性を示唆された現場の責任者が、やや強引に《アマテラス》の放棄を決定。総員退去を命じた。

 その時作業中だったタイチは、地球へ帰還するシャトルに乗り遅れ、たった一人取り残されてしまっていた。


 地上コールセンターからは、《アマテラス》の各所に設置された爆薬……間違って《アマテラス》が地球に落下してしまった際、大気圏の突入で燃え尽きるよう計算されて配置されている……を利用し、超巨大隕石を《アマテラス》で受け止め、その瞬間に爆発させて隕石の軌道を逸らす計画を打ち明けられたわけだが、その時既にシャトルは発進しており、さらに、地上コールセンターからの通信が途絶えてしまった。


『《アマテラス》より、タイチにコール。電波妨害が発生。地上コールセンターからの支援は期待できないようです』


「タイチ了解。こうなったら、俺一人でやるしかないのか……」


『アマテラスより、タイチへ。あなたは一人ではありません』


「ん? アマテラス?」


『管理AIではありますが、私が一緒です』


「…………そうだな。アマテラスが一緒なら」


『共に、世界を救いましょう』






※※※



※隕石衝突まで、あと71時間。



 世界を救うといっても、手順が二つ。


 一つ目は、不具合を起こしたパーツを、予備のパーツと交換し、再チャージしてレーザー照射する事。

 二つ目は、《アマテラス》の各所に設置された爆薬を利用して、隕石の軌道を逸らすこと。

 地球への衝突まで、まだ71時間ほどある。

 なので、まずは《アマテラス》の指示のもとでパーツの交換からだ。


「アマテラス、指示を」


『了解。タイチの端末にマップを表示。赤い光点が不具合の発生した箇所です。青い光点は交換パーツの保管場所です』


「20箇所以上あるな……」


『正確には26箇所。チャージ時間も考慮して、12時間以内に作業を完了してください』


「無茶言うなよアマテラス。俺、一人しか居ないんだぜ?」


『ノープロブレム。問題ありません。ルート検索、タイチの端末にマップを表示。現在位置からの最も効率のよいルートを表示します』


「……ん、うん。これなら、たぶんなんとか」


『私がサポートします』


「よろしく頼むよ、女神さま」


『イエス、サー』


「…………俺、軍人じゃないんだけどな」






※※※






 作業自体は、大したものではない。一ヶ所につき、ものの数分で終わってしまう。


 問題は、移動に時間がかかることだ。


《アマテラス》は、メインユニットになるレーザー砲 《アメノトリフネ》と上下左右の4つの区画からなるソーラーパネルで構成されている。


 ソーラーパネルで得られたエネルギーを、メインユニットへ送る配線や、エネルギーを貯めておくためのコンデンサーなど、ほとんどのパーツは露出していない。


 点検整備用のハッチを開け、配線やらなんやらが収められた作業用区画へ進入し、宇宙服のヘルメットに増設されたヘッドライトを頼りに、アマテラスの指示の元、一つ一つ確実に作業をこなす。


 そして、間に休憩を挟みながら26箇所全ての作業を、開始から12時間以内に終わらせることができたのだった。






※※※



※隕石衝突まで、あと59時間。



『作業の終了を確認。チャージ開始。タイチ、お疲れさまでした』


「ああ、疲れたよアマテラス。でも、アマテラスのおかげで世界は救われる」


『そうなるかはまだ未知数です。再照射までの48時間で、いくつかお話しをしましょう。それまでに、シャワーを浴びて、食事と睡眠を取ってください』


「分かった。そうさせてもらうよ……」





※※※




※隕石衝突まで、あと47時間。



 入浴、食事、睡眠、起きてまた食事。


 十分な睡眠と食事で、体調は良好。


《アマテラス》との話の準備は整ったと判断して、呼び掛けてみる。


「タイチより、アマテラスにコール。話ってなんだ?」


『アマテラスより、タイチにコール。話とは、今後のことです』


 嫌な予感がしたタイチは、顔をしかめた。


「アマテラス、今後とは、どういうことだ? 再度のレーザー照射で、隕石は迎撃できるのだろう?」


『再計算の結果をタイチへ。まず、前提として、現状では91%までしかチャージできません。その状態で照射した場合の迎撃成功率は、0.1%以下です』


 タイチは、アマテラスの言葉を聞き、額を叩いてからベッドへ寝転がる。


『また、この《アマテラス》をぶつけて自爆してみたところで、成功率は20%にも届きません』


「……俺のしたことは、無駄だったか?」


『ノー、サー。あなたのおかげで、一つの可能性が見えました。モニターを見てください』


 ベッドから体を起こしたタイチが、部屋に設置されているモニターを見ると、件の超巨大隕石の映像が映っていた。


 その隕石、中央に大きな穴ができているが、貫通には至っていない。そして、あと一度の照射で貫通するとも限らない。


 正確には、たとえ貫通しても、迎撃に成功しなければ意味がない。


『これまでは、確実に命中させるために、隕石の中央を照準してきました。その照準を、少しずらします』


「照準を、ずらす……?」


『イエス。具体的には、向かって左側に』


「その理由は? ずらした地点に照射するメリットは?」


『お答えします。要は、隕石を破壊できなくとも、軌道を逸らして地球に直撃しなければよいとします。成功すれば、たとえ、大気圏を掠めて地上に衝撃波が達して都市一つが壊滅しようとも、地球は破壊されません。人類は全滅しません』


「では、アマテラス、成功率は?」


『現状、90%をフルチャージと仮設定します。フルチャージで一射、時間ギリギリまでチャージして、不具合の発生を考慮して10%で一射、《アマテラス》をぶつけて自爆。全てが完璧に成功したと仮定して、32%まで引き上げられました』


 これまでから、ずいぶん成功率が上がったと思えるが、実質7割失敗ということ。それはつまり、七割の確率で地球が滅ぶということ。


「アマテラス、他に、今できることはないか?」


『成功を祈ってください』


「……っ! ……そうか、なら、神に祈ろう。……いと高き天に座す、女神のご加護を」


 タイチは、クソッタレ! と言いたくなるのをこらえて、女神の名を持つもののおすすめ通りに祈ることにした。






※※※



※隕石衝突まで、あと11時間。



「タイチより、アマテラスにコール。チャージの状況は?」


『アマテラスより、タイチにコール。88%にとどまっています。これ以上の時間をかけるより、照射を提案します』


「タイチ了解。《アメノトリフネ》起動。照準、トリガーはアマテラスに任せる」


『イエス、サー。隕石迎撃レーザー《アメノトリフネ》起動。総員、対閃光防御を。カウント、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ファイア』



 地上から確認できるほどの激しい閃光。

 対閃光防御用のバイザーを展開していても、モニターを消して目を閉じて、さらに手で目を保護することを推奨される。


 タイチは、照射の結果と《アマテラス》各所のセンサーが故障してないかが気がかりだった。


「アマテラス、状況知らせ」


『イエス。状況を確認。モニターに映します』


 隕石は、左側がタイチが思っていたより抉れており、中央と右寄りに一射ずつ撃てば真っ二つにできるのではと思えた。


『タイチ! 衝撃に備えてください!』


「なんだ? 何が起きたアマテラス!?」


 タイチは、とっさに座っていたシートにしがみつく。

 わけが分からないまま衝撃に備えつつ、アマテラスの言葉を待った。


『アマテラスより、タイチにコール。状況を確認。地球上より弾道ミサイルの発射を確認。《アマテラス》を通過していきました。目標は、超巨大隕石と推測。ミサイル第2波確認。通過まで37秒』


「弾道ミサイル? アマテラス、状況がつかめない。詳細求む」


『イエス。地球上から超巨大隕石に向けて大陸間弾道ミサイルが発射されました。ミサイルの軌道から発射位置を計算し』


「撃った国のことはどうでもいい。それよりは、結果を知りたい」


『着弾を確認次第、報告します。それまでは、休息を提案します』


「分かった。新しく何か分かったら知らせてくれ」


『イエス、サー』


「……いや、だから、俺軍人じゃないんだけど……」






※※※



※隕石衝突まで、あと6時間。



『アマテラスより、タイチにコール。ミサイルの着弾を確認しました』


「ようやくか……」


『あと3時間チャージをした後照射。その後、《アマテラス》をぶつけて自爆。それで軌道が逸れれば人類の勝利です』


「そうだな。現在の成功率は?」


『ミサイルの影響を計算してからになります』


「そうか……」


『計算でき次第、報告します』


「いや、最後の照射後、改めて計算してから報告してくれ」


『イエス、サー』






※※※




※隕石衝突まで、あと3時間。



『アマテラスより、タイチにコール。あと10分後に照射します』


「分かった」


 タイチは、アマテラスに対して態度が固くなっているのを感じていた。しかし、あと3時間ほどで確実に死ぬというのに、緊張せずにはいられなかった。


 あっという間に10分が過ぎ、アマテラスからのコールが聞こえる。


『アマテラスより、タイチにコール。チャージ11%。予定通り照射を実行します』


「タイチ了解。《アメノトリフネ》起動。照準、トリガーはアマテラスに任せる」


『イエス、サー。隕石迎撃レーザー《アメノトリフネ》起動。総員、対閃光防御を。カウント、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ファイア』


 何度目かの、激しい閃光。


 光がやんだあとは、モニターに隕石の現状が表示される。


「タイチより、アマテラスにコール。状況知らせ」


『アマテラスより、タイチにコール。ミサイルの第一波は隕石の中央部にヒット。第二波は、全体的にヒット。第二波は制御が上手くいかなかった模様です』


「現状での成功率は?」


『推定40%ほどになりました』


 アマテラスには珍しく、はっきりとしない答えに、ずいぶんと不安が膨れた。


「推定なんだな?」


『計算にも時間が必要ですので。しかし、それでも半分以上の確率で地球は滅びます。なので、タイチに提案があります』


「……な、なんだ……?」


 タイチは、ものすごく嫌な予感がしていたが、どもりながらもなんとか返事をする。






『地球を、滅ぼしましょう』






 タイチの、頭が真っ白になった。






 ……アマテラスは、何を言っている?






『《アマテラス》を制御して隕石を回避します。地球は滅んでも、人類は滅んでも、タイチ、あなたは生き残ります。これなら成功率は100%です』






「だ、ダメだ! 地球を守るのが、今の俺たちの、」






『しかし、《アマテラス》の放棄を決めたクルーたちは、タイチが残っているのを知っていて、呼び掛けずに逃げ去りました。逃げる先は、地球です』






「それでもだ! 任務を放棄したやつらのことなんかどうでもいい! 俺は、地球を守る。これは、決定事項だ!」






『そうなると、隕石阻止の成功確率に関わらず、タイチ、あなたの死亡率は100%です。死ぬのは怖くないですか?』






「…………怖いよ。死ぬのは怖い。でも、ここで、俺だけ生き残っても、たった一人じゃ生きていけない」






『タイチ、私がそばにいます。あなただけでも生きてください』






「…………いや、やっぱりダメだ。俺は、ヒーローになりたい。地球を守って、ヒーローになるんだ。手を貸してくれよ、アマテラス」






『イエス。あなたがそれを望むなら』




 タイチは震えていた。

 アマテラスも、タイチの嘘と恐怖を感じていた。生きたいという本音を感じ取っていた。


 だから、決めた。


『タイチ、私とあなたとで、地球を守ってヒーローになりましょう』






※※※



※隕石衝突まで、あと3分。



 超巨大隕石は、もはやズームしなくても目視できるほどにまで接近していた。


 失敗すれば地球は滅ぶ。しかし、成功してもタイチは死ぬ。


 何度も何度も、恐怖に飲まれそうになったが、その度に、アマテラスと会話して恐怖を紛らわしてきた。




『カウント、150秒』


「タイチ了解」




 みるみるうちに、隕石は巨大になっていく。




『カウント、100秒』


「了解」




 中央と左側が大きく抉れた超巨大隕石は、それでも地球に直撃コースは変わらないのだという。




『カウント、50秒』


「タイチ了解」




 まるでそれは、地球に対して怨念を持っているようにも感じた。

 なにがなんでも、地球を滅ぼしてやるという怨念を。


 それが逆に、タイチから恐怖を取り除くことになった。




『カウント、30、29、28、27、』




 もはや、回避不能な距離。




『19、18、17、16、』




 目前に迫る死。




『10、9、8、7、』




 タイチは、《アマテラス》各所に配置された、自爆装置のボタンを親指で触れて。




『4、3、2、1、0!』




 アマテラスの叫びにあわせて、遅れずにそっとボタンを押し込んだ。




 最後の瞬間、タイチは、アマテラスの声を聞いた気がした。




『あなただけは、生きてください』




『臨時ニュースです! 『隕石迎撃用太陽光収束レーザー照射システム。通称 《アマテラス》』により、地球の文明を滅ぼすとされていた超巨大隕石は、地球への直撃コースを逸れていきました! 世界は救われました!! たった一人残って超巨大隕石に立ち向かった、人類最後の希望、タイチ・アマカワ氏に敬意を表したいと思います!! ありがとう! アマカワさん!! あなたの勇気で地球は、世界は救われました!!』


『……えっ!? なんですって!? それは本当……? え、えー、未確認ですが、最新情報です!! 《アマテラス》のコックピットブロックと思われる反応を確認したそうです。もうじき大気圏へ突入するとのこと。 我らがヒーローの帰還です!! 笑顔でお迎えしましょう!!』


『ありがとう! タイチ・アマカワ!! 

 ありがとう! 我らのヒーロー!!』

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率直な感想としては「すげぇ良いストーリーだった…」でした!人とAIの間にできる信頼関係、相手を思いやれるAIに、正義感の強い主人公!感動的でいて、切なくなるような結末!素晴らしい作品でした! 良い物…
[一言] 世界観が壮大だかっこいいの一言です。 地球を守って、ヒーローになるんだ。 →胸アツですね、少年なら誰もが抱く想いがここにありました。 AIから生きてくれ、と願われる主人公。人ならざるもの…
[良い点]  壮大な設定、緊迫感、ドキドキする展開、タイチくんの葛藤、そして確かに存在したAIのタイチに対する情、すべてのバランスが取れていて、とても良かったです!  本当に短い中で、優れたSF映画を…
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