好きな物語
あ、小説じゃないです。なんか思ったことを殴り書きしただけです。
僕の好きな物語の定義
僕の大好きな物語についてです。
不幸は、幸福度を何倍にも高める最高のスパイスである。
ある人は、こう言いました。
具体的に言えば、僕の目の前の鏡に映ってるオッサンが言ってました。
人の感情はバネと同じです。
限界までググッと沈めれば沈めるほど、その反動は大きく、いっきに最高点まで到達します。
それは、我慢すればするほど、弾性力の限界に挑めば挑むほど反発力も大きくなります。
故に、大きな幸福を得る為には、正反対となる大きな不幸が必要だという事です。
ハッピーエンドというのは、どれだけの不幸を描けるかに懸っているのです。
しかし、この考え方は、あくまでもフィクションの世界に限った力学です。
現実はそんなことは絶対にありえません。
不幸はどこまでいってもただただ単純に不幸なだけです。
不幸の後に、幸福が起こるとは限らないし、もし幸福が起きても、不幸がチャラになることは決してありません。
現実には有り得ないのです。
だからこそ、尊いのですよ。
だからこそ、願うのですよ。
現実では起きないからこそ、せめて物語の中では祈ってしまう。
誰もが笑って、誰もが喜ぶ、完全完璧全壁のハッピーエンドを望んでしまう。
僕の好きな物語は、それを結実させた物語です。
そういう主人公が大好きなのです。
積み上げた幸福な結末の上に更なる幸福を積み上げる。
それが最高じゃないですか。
僕の望む結末は、酷く身勝手で、酷く歪な。
誰もが笑える世界なのです。
そういう世界観の物語が大好きです。
分かっています。”絶対に有り得ない”って
でも、僅かに期待してしまいます。
そういう事を考えるのも凄く虚しくて哀れだと、自分でも思いますよ。
でも、無理です。考えないと僕の理性を保てません。
なんかこの気持ちを発散したかった。
書かずには居られなかった。
ただそれだけである笑