真、漁法を決める
こうして船の改造が始まることになり、隊員総出で意見を出した。まず
漁船にするために必要なことを書き出した。
「サイズが無駄にでかい」
「魚を引き上げるのが困難」
「エンジン音がでかすぎて魚が逃げてしまう」
などという意見が出た。すると、知樹から画期的な意見が出た。
「大砲に投網を詰めて打つのはどうだろうか?」
それだ!
「いいな、その案、賛成だ。」
俺は改めて隊員に聞いた
「この案に異議がある者?」
「「「「「「「「「異議なしッッ」」」」」」」」」
二時間後
「艦長ー政府から配布される資金は500万円しかないですこれでどうすれば……」
「艦長ー投網を大砲使って打っても利益が上がるほど魚は捕れるのですか?」
などのやる気のない声が船に響いていた。
「集合ッ」
俺はあることを思いつき、集合をかけた。そして集まる九人の隊員たち。
「俺に考えがある」
俺はそう宣言して思いついたことを隊員に話した。
その内容をまとめるとこうだ
1、大砲又はヘリコプターで餌をまく
2、大砲で投網を発射
3、それを引き上げる
これで隊員は納得してくれた。
費用はちょうど500万円ほど、
明日発注して、二週間後には届く。
明日からは捕まえる魚に目星を付ける
俺たちの漁業ライフは始まったばかりだ!