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虹色喫茶へようこそ!  作者: kotori
3/5

3メニュー・勉強会⁉︎



突然ですが、今日はバイト休みです。

今日はテスト前ということで勉強することになりました。


……まさかのバイト先で…


俺は席につくと、自称親友に話かけた。


「おい…なんでテスト勉強するのにわざわざバイト先に来なくちゃいけないんだよっ!適当にファーストフードとかでいいだろ」


「しっ!…和葉(かずは)


自称親友は静かにしろというデスチャーをした。

何故かって?


それはー…


「いらっしゃいませー……佐々木くんに大河(おおかわ)くん。注文何にする?」


そう、自称親友の目的はこの子

矢澤(やざわ) 愛美(あみ)俺の同級生

黒髪ツインテールでクールな性格バイトの子だ。

自称親友はこの女の子に夢中なのである。


この子もまぁ…変わっているというか


「は、はい!えっと…こ、コーヒーで⁉︎」


おいおい。声が裏返ってる。

それにお前苦いもの苦手だろ

こいつ…大人ぶってやがる…


「…意外苦いもの好きなんだ…」


「あはは…まあ」


「甘いもの好きそうな感じ…私は甘いもの好きよ」


矢澤は甘いものが大好きで誰かがお土産をもってきたら、すぐにペロリと平らげしまう。

デザートなら。(食べ物の恨みは怖い by マスター)


「じゃあ…俺は季節のタルトで…」


「へい!らっしゃい!」


……出たー‼︎

Mが出た!!

ってかラーメン屋みたいなノリで挨拶するな!


「佐々木くん今日は俺の勇姿を見に来たのかな?」


「勉強です」


「なっ即答⁉︎」


「マスター…注文入りました」


「…はーい……」泣き(つД`)ノ


カランコロン

扉のベルの音が鳴る。


「あっ!佐々木くん!清人(きよと)くん!」


「三井さん」


「みっちゃん!」


現れたのは三井さんだった。


「お勉強?私も混ぜてー‼︎…あ!愛美ちゃん!私はアイスティーとベリーケーキ!」


ストンと自称親友……大河(おおかわ) 清人(きよと)の隣に座る。

何が清いに人だ。

と俺はいつも思っている。ちなみに清人(バカ)と三井さんは幼馴染みだ。


「みっちゃんも勉強しに来たの?」


「えっと〜ケーキ食べたかったから食べに来たの!ちょうど今日は愛美ちゃんがいるし〜」


「そっか〜」


「じゃあ、早速勉強するぞ」


30分後


「…お二人さん」


「あー…」


「うー…」


「全然進んでないんだけど」


「…駄目だもう…」バタン


「べ、…ベリーケーキ……まだ…?」バタン


「…たくもー…矢澤さーん!注文したやつまだ?」


キッチンにいた矢澤さんを呼ぶ。すると、大慌てで出てきて、


「…それが…」




「どういうこと?これは?」


「……」


「説明すると、マスターが焼いたケーキをオーブンからだそうとして足が滑ったあげく…そのまま完成しているタルトに突っ込みこのありさまです」


「はぁ…俺たちに出すやつだから良かったものの…お客さんのものだとどうなっていたか」


…今日は俺らもお客さんだけど。


「矢澤さんもこういうことになったら俺か三井さん誰か呼ぶ!わかった?2人とも!ほう・れん・そう!だからな」


「ほうれんそうがどうしたの?」


「駄目だこりゃ…報告!連絡!相談!で、ほうれんそう!わかりました⁉︎マスター?」


「ほうれんそうのグチャグチャ炒めが美味しいよねー♥︎」


あ、こりゃ聞いてないわ


「いいえ、ほうれんそうのチョコクリームあえが一番です!」


矢澤さんも何対抗してんの⁉︎


「なるほど…じゃあ勝負だな!」


「望むところです。」


「審査員を納得させた方が勝ちだ!審査員は佐々木くんね!」


「絶対私が勝ちます!」


両者の目からパチパチと火花が散っている。

…てかなんで俺が巻き込まれる。


「暇があるなら作り直せ!」




次の日


何故かほうれんそうの料理対決が行われた。

いや、あれを料理とは呼ばない…


厨房には、従業員1名が倒れていたのを

七海さんが発見した。



少し更新が遅くなってしまいました。

次回は早く更新できるように頑張ります!


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