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Alone  作者: suimg
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別れ

セナと別れた5時間後。


セナは交通事故にあった。


同時にもう1つ同じに交通事故が起こった。


事後に遭ってから1時37分。


1人の人間が死んだ。もう1人の人間が一命を取り留めた。


お互い、顔はメチャクチャ。


かけ離れたモノとなった。


セナは、その2人のうちの1人。


こんな悲劇は、夢であって欲しいもの。



"私が早く死んだら"


この言葉が俺の脳裏に横切る。

そこまで両親のところに行きたいという願望が強かったのか...?



*************



「来週、俺は誰と行けばいいんだよ…」


絶望と悲哀が混ざりあった雨が降り注ぐ。

この雨と一緒に悲しみと記憶を洗い流してくれれば....



*************


眼前で眠るセナをみる。



"綺麗過ぎる肌

もっと痛いことをしてりゃ

僕の痕... 残ってたかな?


もっと酷いことしてりゃ

僕の事... 忘れなかった?


誓えやしない約束


欲張りな僕は子供のまま


微かな未来を信じないから...


叶いはしない儚い夢物語を叫ぶ

募る想いはただ降り注ぐ砂となる。


胸の奥に溶け残った口約束"








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