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なんでも戦隊ヨロズレンジャー  作者: 匿名戦隊ダレナンジャー
第五話 驚愕!肆号はモデル様!?
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5-6





イベント終了後、黄泉くんからお礼と称してスイーツバイキングに連れて行って貰った。


一応黄泉くんの奢りらしいが、でもこれって黄泉くんが食べたかっただけじゃ……。




「奢りなんだから、文句言わないの!」

「う、うん……」


スイーツは嫌いじゃない。

寧ろ好きな方だ。


というかやっぱり黄泉くん顔良いよ。

この店に入ってきてからずっと視線浴びてるもん。


本人は気づいてないみたいだけど、私はめちゃくちゃ気になる。

すみませんねえ!隣に居るのがモブ顔で!


まあ、ようやくデートらしいデートになってきたなあと思っている反面、私は少し気になることがあって……。









「……ねえ、黄泉くん。翡翠さんって、フェスにいた……?」


……そう。これが気になっていた。


私、皇くん、京極くん、黄泉くん。

この全員に共通していたのが地震の日、野外フェスに居たこと。


正直私は源氏様以外には興味が無いので翡翠さんが居ても気づかなかったかもしれない、と思って翡翠さんの大ファンである黄泉くんに聞いてみた訳だが……。




「居なかった。というか居たら僕が見逃す訳無いじゃん!!」


……だよね。

黄泉くんが言うには間違いないんだろう。


だとしたら《地震の日にフェスにいた人の中にヒーローがいる》っていうこの前提が間違っていたことになって。


そしたら五人目の仲間の捜索がめちゃくちゃ面倒臭いことになりそうなんだけど……。




「……本当に居なかった?」

「僕が翡翠サマを見逃すと思うの?」

「じゃあ何であの日、黄泉くんはフェスにいたの?」

「ゆったじゃん!ヒーローショーを見に行ったって!」


ああ、そういえばそんなこと言ってたな。


あの会場めちゃくちゃ広かったし、ヒーローショーやらフリマやら色々やってたんだよね。




「何?モブ子も僕がヒーローショー見に行ったの馬鹿にしてるの?」

「してないよ。ただあの日フェスにいた人が仲間だっていう前提から考え直さないといけないなって……」


たまたま肆号である翡翠さんは見つけられたから良かったけど。

伍号探し、難航しそうだなこれは……。




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