113宣伝『サブスク女子』
「…………」
あれ? ええと、ええと、なんだっけ?
あっ、そうだ。
「ごめんなさい、間違えました…………その台詞、私じゃ無いです」
私の出番はまだ早い。
『チャンネルスタート』
よっと、今回はこれで良いかな?
――――そう。私は早すぎたんだ。
早すぎるヒロイン見参的な感じなのだ。
あんな風には腐ってないよ口からビームも出さないよ!
私も『この世界』に来てから結構な時間が経過しているのかしら。
急がないと駄目なんだけどもう少し掛かりそうなんだよね。攻略までは。
あ、そいえば自己紹介していなかったね。
「私の名前はさらお。ネットでは通称さらっち。フルネームで遠江さらおだよ、よろしくね初見さん」
異世界での広告って。…………こんな感じで良いのかしら?
まぁいいや。私はワタシのペースで行こう。
ちょっとズラしたペースで行こう。
私のこの世界での目的はね。
弟を助ける事なんだよ。
私は強さをテニイレタ。お薬はもう少しで出来るんだ。
後は魔王を倒すのみ。
朋くんには悪いかもだけど、私が貰うよ魔王の命。早い者勝ち先着1名様だよ。
出張ってくるなって?
仕方ないじゃ無い。
だって――――――――――――
寂しかったんだもん。
「さらお…………そろそろ良いか?」
「…………もうちょっと待っててよう朋くん」
「…………いや、押してるんだって。これから佳境なんだから」
「解ったよう。私は聞き分けが良いのでこんな所にするよう」
でなかんじで始まるよ。私の物語が。
目的はね、幾つかあって。
えととねええとね、弟を助けること。
あのすきぴとラヴラヴな関係になること。
SNSで有名になるんだ。
お姉ちゃんをいかがわしい道から戻すこと。
学校をいや、青春を今を楽しむんだ。
女子高生を満喫する。
こんな所かなぁ。どうだろう?
今求めている物はね、アイテムで『悪夢から始まる正義』というアイテムだよ。
何処にあるかね。きっと――――
「さらお。そろそろ……」
「……解ったよう。――――――――じゃあ『しりあい』のみんな。またねっ!」
来年早々から『サブスク女子』開始します。
この物語は別視点からのトミエクマを描いている物でもあります。
今まで出てきたキャラも所々には出てきます。
殆どが1話1000文字ちょっとぐらいです。
よろしくお願いします。




