カールがくれた地図のとおり、印された場所に行ってみると地下への穴があります。
普通に通りかかっただけでは分からない感じに隠れていたようですね。
見張りはいないようです。
穴の大きさは?
結構大きいですよ。
アルデバランも入れます。
やったw
ただ、奥は暗いので何か明かりを点けて下さい。
魔法使いの出番だよ!
松明を点けるw
おいw
松明なら私が持っておこうか?
お願いします。
先頭に立って入っていく。
中に入って明かりで照らすと、やはり魔動機文明の遺跡である事が分かります。
ここは、もっとしっかりした部屋だったのでしょうが、長い年月で崩壊して土砂が入り込んでスロープのようになってますね。
なるほど。
そこを滑り降りていく感じね。
あとは、部屋の西と南から通路が伸びています。
足跡とかあるかなー?
それを確認しないとね。
足元は土砂なんで、足跡はありますね。
足跡追跡判定をどうぞ。
11。
11。
8。
人間大の足跡がいくつかと、小さい足跡が沢山ついてます。
小さい足跡?
どちらの足跡も、西にも南にも続いてますが、小さい足跡は南の方により多く残ってますね。
二手に分かれたとか?
お前らはあっちを見てこい、みたいな。
そんなかんじかな。
一行は相談の上、南に向かうことに。
その先の部屋で出会ったのは・・・。
扉を開けるとそこには沢山の小さな生き物がいます。
お。
犬の顔をした小人です。
魔物知識判定をどうぞ。
6ゾロ!
15。
じゃあ弱点も抜けてますね。
彼らは最弱クラスの蛮族のコボルドです。
8体ほど部屋の中にいますね。
コボルド(GM):ギャー!また何か来たー!!
会話しようか。
ねぇねぇ君たち、私達は何もしないから。
他に誰か来たの?
何もしないだって?じゃあ、あんたらはあの蛮族達とは違うんだな?
蛮族じゃないもん。
その蛮族を倒しにきたんだよ。
あなた達はここに住んでるの?
住んでる!
俺達は蛮族領から逃げてきたんだ。あいつら俺達を奴隷みたいに扱うんだよ!
逃げてきたんだ。可哀想に。
ここなら強い蛮族は来ないと思ったのに・・・。
ああ確かに。守りの剣の効果があるもんね。
それなのに、あの蛮族達がやってきて・・・お前達も入って来ないでくれよ!
でも、その蛮族達は追い出した方がいいでしょ?
追い出す?
大丈夫!だって俺達がもう奥の部屋に閉じ込めたもん。
閉じ込めた?
リーダーっぽいコボルドが鍵を見せます。「奥に鍵のかかる部屋があるから、そこにヤツらが入ったときに鍵をかけてやったんだ!中からは開けられないんだぞ!」
扉を壊されるんじゃない?
え?大丈夫じゃないかな。鉄の扉だったし。
いやいやいや。そのうち出てきちゃうんじゃないかなー?
鍵を開ける魔法とかあるんだよ?
え?あいつら魔法使うかな?
使うかもしれないよー?
コボルド達は相談しています。「ごしょごしょ・・・」
かわいいw
えと、ここに入って来た蛮族達は何か探してるみたいなんだけど、何か知ってる?
えー?でも奥には壊れた機械しかないけどなー?
それやん!w
あなた達は料理が得意でしょ?
ここにいないで人間の街で就職したらいいよ。
料理は得意だけど、本当に雇ってくれるのか?
コボルドの料理は評判いいぞ。
私達が斡旋するから。贅沢な暮らしができるわよ。
うーん確かに、安全だと思ったここにも色んなヤツが入って来るんだもんな。
信じていいのかな?
うん、いいよ。
ただ、奥にいる蛮族を倒してからになるけどね。
わかった!じゃあ、この鍵をあげるよ。
ありがとう。