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books ~僕らのものがたり~  作者: 海純/六郎
3/12

2冊目.夢

ここはどこだ……。


見たことのない場所。


ゴツゴツした岩場。


足場が悪くすぐに倒れそうだ。


しかし、ずっと同じ場所にいるわけにはいかない。


なにかを見つけなければ。


ゆっくりと歩きを進める。


誰かいる、そっと近づいて見る。


近くの岩場にそっと身を隠し、人のいる方を覗き見る。


3人いる、1人は赤髪で片目だけ赤色というよりは紅色と表すべき目をした少年がボロボロになりながら血を垂らしながら、地に膝をついている。


その後ろに視線を向けると顔は、見えないが青髪の赤髪の少年と同じくらいの身長をした少年が、うつ伏せで倒れている。


そして、その2人の向かい側にいるのは、2人より背が低く、髪は、紫色両目とも紫色をした少女だ。


ここで何があったんだ、僕は混乱している頭を無理やり動かして、状況を整理しようとする。


しかし、そんな整理をしてる間に、状況が動いていた。


紫髪の少女の目が光ったのだ、その光はだんだんと力を強め不思議なことに、周りの無数の岩が尖り少女の回りに浮き上がった。


岩はそのまま赤髪の少年の方へ飛んでいき、赤髪の少年を囲む。


刹那。


岩は、少年に向かってその体を貫こうと突き進んだ。


しかし、その無数の岩たちは一切少年には、当たっていない。


少年は、足を引きずりながら寸でのところで岩を、避けている。


「☆@*※##%△■#○%」


少女がなにかをいっているが少し遠く雑音の様にしか聞こえない。


次に、少女が標的にしたのは、赤髪の少年の後ろにいる青髪の少年だ、その少年に向かって、岩を飛ばす。


しかし、その無数の岩は、青髪の少年に近づく前に地面に落ちていた。


赤髪の少年の目が光って岩に何らかの力が働いている。


赤髪の少年の周りにさっきの紫髪の少女と同じように岩が浮いている。


赤髪の少年の目がもう一度光り、岩が少女に向かい飛んでいく、がその岩は少女に近づくと同時に砕け散った。


彼らは、その場をほとんど動かずに、激しい激闘を繰り返している。


どんどん彼らの戦いは激しさを増し、僕が隠れている岩場までその波動が飛んでくるほどだった。


僕は少し下がろうとその場から後ろに下がったとき、足元に転がっていた石をけってしまった。


コロン……


音がなった。


赤髪の少年と紫髪の少女がこっちを向く。


赤髪の少年と目があったとき、僕の視界から、さっきまであった岩が消えていた。


何もない空間が広がる。


さっきのは何だったのだろうか。


そんな事を考えていると、じわじわと右目に違和感が現れた。


やがて焼けるような感覚が入り、僕は右目を抑えジリジリと、その痛みを増すのをのたうち回りながら、耐えるしかなかった。


ジューっと音がなりさらに痛みを増す。


どんどん、どんどん、痛みが強くなる。


1度手を目から離す、すると手のひらはやけどしていて、少し煙がたっているような気がした。


『任せたぞ』


『次は君に託す』


謎の声が聞こえた。


振り返る、誰もいない。


そっと、視界が白くなり始めた。


気づいたら、僕は毎朝見ている、見覚えのある天井を見ていた。


さっきのは何だったんだ。


夢にしてはリアルなそんなかんじだった。


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