博士と人造人間AIのお話。
『やったーーーー!!! 世界初の人造人間を創ったぞ!! 俺はやったんだ!
見た目、人間そっくりの人造人間を、、、!?』
俺の名前は 『村越 龍次郎』37歳だ! ずっと研究し続けてきた人造人間を
やっと、創ったのだ!!!
その子の名前は 『AI』だ! 人工知能も脳に内蔵されている。
いずれは、、、時間をかけて知識も豊富になるだろう。
【しかし、、、!?】
俺が創りたいのは、、、『人間の心を持った人造人間AIを創りたいのだ!』
▼
だから、、、この子の名前も【愛を持って欲しいと言う思いを込めて】
AIと言う名前にした。
それと、、、この子の見た目は以前、俺が愛した女性の姿にした。
ずっと忘れられないから、せめてこの子をそっくりな姿にしたかったのだ。
▽
もうそろそろ、、、この子、AIが目を覚ます...。
AIが初めて見る世界は、、、どんな風に見えるのだろう?
そして、俺の事も、、、!
そんな事を、俺が考えている頃、、、。
...AIがゆっくりと目を開ける。
『ここは、、、? あなたは誰ですか?』
『俺か? お前の生みの親だよ!』
『そうすると...? 私のお父さんと言う事ですか?』
『そうだ! そしてお前の名前は【AI】だよ!』
『...AI、いい名前ですね? どんな意味があるんですか?』
『たくさんの【愛】を持って欲しいと思って付けた名前だ!』
『ステキな名前! お父さん、ありがとう!』
『それと? AI! 二人きりの時は、【お父さん】でもいいが、誰かいる
時は俺を【博士】と呼びなさい! いいね!』
『はい! お父さん。』
『少しずつ、【人間の心】を学んでいけばいい!』
『はい! たくさん私に【愛】を教えてください! お父さん。』
『あぁ~そうだな!』
▼
AIは、何かあると、、、?
直ぐに、俺に質問をするようになった。
学習能力が高いのだろう。
例えば、、、? こんな事があった。
テレビでドラマをみている時、、、AIは目から涙をこぼした。
人造人間のAIが、人間のように悲しいシーンをみて、涙を流すとは、、、?
今まで、そんな話を聞いたことがない!!!
AIは、既に人間の心を持ち合わせているのかもしれない!!!
そして、AIが俺に聞く?
『お父さん、目から水が流れてきます! これは何ですか?』
『AI、それは涙だよ! 辛い時や悲しい時に涙が出るんだよ!』
『そうなの? お父さんも涙がこぼれる事があるのですか?』
『あぁ~たくさん涙を流した事がある!』
『私も、お父さんと一緒ですね?』
『そうだね!』
▽
AIは、人間のような滑らかな動きや仕草、表情をする。
まるで、、、 『人間の女性と一緒だ!』
見た目だけじゃない!
話し方も、選ぶ言葉も、人間に限りなく近いように感じる。
『俺が求めていたモノに、AIはなっている!!!』
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AIは、どんどん成長している。
以前、、、俺の研究仲間が俺の家に遊びに来た時のこと!
『やあ! 久しぶりだな~! 村越!』
『村越クン、少し瘦せた?』
『いや~痩せたかもな~!』
『博士! この方々は誰ですか?』
『あぁ~俺の研究仲間だよ!』
『えぇ!? この子が、例の子、、、!?』
『そうだよ!』
『村越は、凄いな~!』
『この子の名前は、AIだよ~!』
『AIちゃんか? よろしくね!』
『よろしく! AIちゃん!』
『...よろしくお願いします。』
▽
二人の研究仲間が帰るとAIが俺にこんな事を言ってきた。
『お父さんの研究仲間の美緒加さん、、、私、嫌いです!』
『何故だよ~! 美緒加はいい奴なんだぞ~!』
『私、、、嫌いです。』
『もう一人の、加藤の事は、、、嫌いか?』
『加藤さんは、嫌いじゃありません。』
『ううーん』
...この時、AIに言わなかったがきっと? 【ヤキモチを焼いた】のだろう!
男の加藤の事は嫌いじゃない!
でも、女の美緒加の事は嫌いと言った。
仲良さそうに話している姿が、嫌だったのだろうな!
それにしても、、、AIは凄い!?
人間の心をどんどん学んでいくからだ!
▼
俺が思うのは、、、?
人間の姿をしていても、【人間の感情や心がないモノ】が人間と言えるのか?
見た目より、中身が大事だ!!!
【人間の心を持たない人間など、、、ロボット以下だ!】
まだ、人間の心を持とうとするAIの方が人間らしい!
そもそも、境界線はなんだ!
【人間とロボットの違いとは? 境界線とは?】
いつか、、、AIにも心から想える男性が現れるだろう!
俺とは違う感情をAIはその時、手に入れると思う。
【心から愛する人】
その日まで、、、AIの事は、俺が守る!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。




