10メートルの遊び
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:10メートルの遊び
僕は1人で遊ぶのが好きだった。
アスファルトの道路に白線を引き、
そこから10メートル向こうまで歩いて
辿り着いたらそこにまた白線を引く。
「へへ、学校のチョーク、持ってきといてよかったな」
バレたら怒られるかもだけど、
まぁちっちゃなチョークだから大丈夫だろ。
10メートル歩いて、白線をひいた。
そこからまた10メートル歩いて、白線を引く。
そこからまた10メートル歩き、地面に白線を。
それを続けて4、5、6、7…
7回目に白線を引けば
後ろを振り返って見るともう70メートル。
初めに引いた白線はもう見えない。
そこへ友達が来て、
また僕は散々馬鹿にされた。
友達「お前またそんなことやってんのかよw」
友達「よくそんなことやってられんなぁw」
友達「他にやることねぇのかよw」
友達「そんな無駄な事して時間過ごすより、ファミコンでもし遊ばねぇか?w」
友達「無理だよコイツwファミコンとかド下手だもんw」
「行こうぜ行こうぜw」
ってみんな帰ってった。
「ふぅ」また気を取り直し、
そこから10メートル歩き、地面に白線を。
そしてそれを10回繰り返し、
とうとう100メートル先にまで来た。
僕の中では、
この100メートル先の白線から
もう1度向こうまで10メートル歩き、
そこに新たに白線を引いてこの遊びを終える。
歩き出そうとした時、
向こうから知らないおっちゃんがやって来た。
おっちゃん「ほう♪面白い遊びやってんなぁ。なんて遊びだい?」
「え?」
おっちゃんはそう言ってきて笑顔。
でもこのおっちゃん、
知らないはずだけど、
どこかで会ったことある…?
でもやっぱり知らないので
ちょっとマゴマゴしながら、
「… 10メートルの遊び…」
とだけ答えた。
それからおっちゃんを無視して
歩き出そうとした時、
おっちゃん「そうか。でもそれ以上行っちゃダメだ。前に教わって君、知ってるはずだろ?」
「…ん?」
と振り向くと、
おっちゃんはその場でふっと消えた。
そう言われて不思議だったけど
思い出した。
この10メートルの遊び…
10回線を引いて更に歩き出し、
11回目の線を引いて向こうに越えると
どこか別の世界へ連れて行かれる…
確か誰かが教えてくれたこと。
(家)
家に帰って
そのことを母さんに話した。
母「そう、不思議な人に会ったわね。でも変な人について行っちゃダメよ」
「うん」
そう言った後、母さんは少し沈黙。
キッチンの方を
なんとなく悲しそうな顔で見て、
僕の前に写真を持ってきた。
写真立てに入れたその写真。
母「なんか、父さんのこと思い出しちゃったわ」
その写真を見てるとなんとなく…
僕の父さんは、
兄ちゃんがちっちゃい時に亡くなった。
兄ちゃんも父さんと道端で遊んでる時に
車に轢かれて亡くなったと聞いた。
僕が生まれてすぐだったから
そのことを知らない。
あの遊びも自分で編み出した様だったけど
なんとなく…
「…ねぇ母さん。兄ちゃんも10メートルの遊びってやってたの?」
母「ん?なにそれw」
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=h1tZN_pilCE
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