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聖王ってどんな奴?

 エキュリソー!!

 エキュリソー!!


「エキュリソー!!」


『なに? うるさいんだけど』


 エキュリソー!!


『所で騒がしくなってるんだけど、何があったの?』


 エキュリソー?


『は?』


 エキュリソー……。


『分かった。じゃあ後は頑張って』


 ごめんなさい。


『許さない』


 現状の説明をするから待って……。


『……しょうがないわね』


 今さ、俺は革命を起こしてるんだけどさ。


『……は?』


 魔導王をぶっ殺した所為で、戦いの抑止力がいなくなったんだ。

 龍王と聖王が戦えば確実に俺は死ぬ。

 というか、龍王が俺を生かすとは思えない。


『はぁ……』


 だから多分、聖王が俺を殺すように誘導すると思うんだけど、そうなったら間違いなく俺は死ぬから助けて!


『無理』


 無理じゃない。


『いや、無理。絶対に無理。おかしいでしょ!! なんで三人の王と全て敵対してるのよ!』


 成り行きで。


『成り行きでそうはならないでしょ!』


 なっちまったもんは仕方ねぇ。

 とにかくヤバいんだ。

 マジで助けて。


『とにかく無理だから。というか、ノイアルルが死にかけようがどうでもいいし』


 酷い!

 命がかかってるんだぞ!!

 ほら、えっと……、革命が成功したらいい地位に着かせるから!


『嘘ね。あなたがそんなことをするはずがないでしょ』


 クソ、いつ聖王が襲ってくるかも分からねぇのに……。

 分かった。

 俺の味方をするメリットを提示しよう。


『ほう』


 まず、俺は革命を成功させる可能性が高い。


『そうかしら、危険になったら逃げだしそうなものだけど』


 いや、そんなことはしないさ。

 俺だって【龍玉】は欲しい。

 【魔導書】は手に入れたけど、【龍玉】の方が欲しい。


『え、それ【魔導書】? ……意外と古いのね』


 よし、じゃあこれをあげよう!

 手伝ってくれたら【魔導書】を進呈する。


『それはそうとして、勝てる可能性が高いってのはなんなの?』


 どうやら俺は神器への耐性が高いらしい。

 その所為で【龍玉】が持つ言語の力にあやかれなかった。


『なるほど? まあ説得力はあるわね』


 つまり、今まで俺が言語を使えなかったのは龍王の所為だ!

 あいつをぶっ殺せ!


『完全に私怨ね』


 で、助けてくれる?


『無理』


 ああああああああああああああ!!!!!


『ほら、聖王がそろそろやってくるわよ』


 チックショオオオオオ!!!!

 やってやる、やってやるぞ!!

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