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番外編 あたしメリーさん。いまオーク軍団と戦っているの……。

なんとなく一気に書いてしまいました

 ハロウィンが近いのでテレビではそれ系の特集番組が組まれていた。


【恐怖! 入ったものが二度と出てこない呪われたアパート!!】


『わたくし、サイタマ冷や汁うどんテレビが誇る謎の覆面アナウンサー、ヒラタ仮面が現場から生中継しております!』

 都市部で意味あるのかと言いたくなるサファリルックに、三十代と思える覆面をかぶったアナウンサーが、気のせいか見覚えのあるアパートの前で生中継をしている。

《サイタマ冷や汁うどんテレビ報道部・新井(あらい)九真(きゅうま)

 しっかりとテロップでは本名が表示されているのだが、覆面と偽名の意味はあるのだろうか?


「『新井』か、埼玉北部に多い名字だな」

“群馬にも多いわね。こいつが地元民なのかグンマー出身者なのか、微妙な線だけどこの空回りとズッコケ具合はグンマーっぽいわね”

 隣に並んで実家から送ってよこした『東北限定 じゃが◯こ ホタテ醤油バター味』をポリポリ食べつつ、俺の幻覚である霊子(仮名)が訳知り顔で解説をする。


 霊子(仮名)(こいつ)の存在はうざいことはうざいがまだしも、テレビの中でヒラタ仮面(新井)が中継している後ろで、テレビに映ろうとピースサインを浮かべて体を斜めにしている二宮金次郎――の銅像に扮したどっかの小学生だろう――に比べればまだマシな分類だ。

「ブッチャーとテリーファンクの場外乱闘にまぎれてテレビに映ろうとしたガキくらいうざいな、あれ」

“前から思ってるんだけど、あなたって例えが微妙に古いというか、マニアックというか……ねえ、ちょっと聞くけど、ジャンプを代表する麦わら帽子のキャラクターっていったら誰を思い浮かべる?”

「麦わら帽子って言ったら“鮎川◯どか”だろ」


 なぜかその場でこけて突っ伏す霊子(仮名)。

“……いや、だからさぁ、その変な知識はどっから得ているわけ!?”

 のろのろと姿勢を正した霊子(仮名)がげんなり聞いてきた。

「親父のビデオコレクションだが? 子供の頃から暇さえあれば延々再生してたからなぁ。『マルコ・ポー◯の冒険』とか『突撃!ヒュー◯ン!!』『ネコジャ◯市の11人』とか」

 なお、お袋情報では最近は真季に手伝ってもらってビデオテープ(β)から電子データに中身を入れ替えたらしい。


『さて、事故物件に詳しい専門家の大島さん、この呪われた幽霊アパートついてご説明願えますか?』

 番組は隅っこの方へ現場アパート、そして大画面でスタジオに切り替わった。


“説明もなにも、このアパート(これ)って『星雲荘(うち)』じゃない?”

 急須でお茶をいれながら霊子(仮名)が微妙に白けた目で番組と、窓から外をチラチラ窺う。

「アパートなんてどこも似たようなもんだろう。規格が同じ鉄筋コンクリート(RC)造で」

“場所が埼玉で玄関先に二宮さんがいて、あからさまに1階の真下の部屋の窓から鍵十字の旗が翻っている『呪われた幽霊アパート』なんてピンポイントな物件、ウチ以外にそうそうないと思うんだけど!?”

 なおも意固地になって言い募る霊子(仮名)。


 テレビの中では専門家(何にでも専門家を自称する人間はいる)が、興奮した面持ちで、

『あまりの恐ろしさに業界では殿堂入りしています!』

『ネットに注意喚起をしようとしても、その途端サーバーごと吹っ飛ぶ怪奇現象が多発!』

 と鼻息荒く『呪われた某アパート』の詳細を(まく)し立てていた。


「何でもそうだと思い込むとバイアスがかかるからなあ。アパートなんて星の数ほどあるし、いまのご時世でも二宮金次郎の像はそこそこ残ってる。ミリオタが国旗を掲げるのも――ヲタクの息子の萌え抱き枕カバーを、母ちゃんが洗ってベランダに干すくらいの残念さで――あり得るだろう。そしてこの番組は埼玉ローカルなので、埼玉が舞台になっているのは当然……ということで、思い込みだ。俺の知り合いの◯ろう作家が、メッセージを受け取ったら『どうして俺の頭の中にあったアイデアをパクったんですか! 盗作なんて最低です。訴えます。殺◯ます』という意味不明な逆恨みを買っていたという青葉案件くらいナンセンスだな」

 霊子(仮名)がいれてくれたお茶を飲みながら(まあこれも幻覚なんだろうが)、俺は自分に言い聞かせる意味も込めて一気呵成に言い放った。


 一言で言うなら「仮説の上に仮説を重ねてもただの妄想でしかない」ということである。


“幽霊はどうなるのよ!!”

『ついに潜入! 恐怖と怨霊渦巻く魔界アパートS』

 でかでかと表示された画面を指さしながら、なおも反論する霊子(仮名)。


 なおテレビの中ではまた画面が変わって、心霊現象や都市伝説について若者のインタビューが映された。

チャラ男A『なぁメリーさんの電話のメリーさんさぁ、最近都市伝説界隈の話題になっらないけどどうなったのかな?』

チャラ男B『さぁ死んだんじゃないの~?』

ビッチ女『まぁいないほうが……平和だし?』

全員『『『それな~』』』

 う~~む、すでに流行りに取り残されて生存が疑問視されている……。


 この話題はメリーさん(になり切ってるおつむの弱い幼女)には聞かせられんな~、と頭の隅で考えながら、幽霊だのなんだと戯言を抜かす――そういえば何かの拍子に幽霊の話題になった時に、管理人さんも「珍しくないですよ、アパリッショナル(幽霊)タイプのエイリアンとか」と、のほほ~んと語っていたが――誰にでも話を合わせなければならない仕事というものは、実に大変なものである。


「だから幻覚だと言っているだろう。大学で心理学の教授に聞いたけど、環境の変化とかで繊細で敏感(センシティブ)な人間は、自覚のないまま幻覚・幻聴・幻視・幻触・幻臭・幻味……教授が知ってる例でも、妄想具現化に近いレベルで幻の家族やペット、異世界からきたエルフなんかと暮らしていると真実思い込んでる人間は結構いるそうだ。実際、教授自身も毎晩部屋に現れるタイソンや猪木、グレイシーとタイマンで戦っているそうだし」

 教授曰く『リアルシャドー』という奴だそうで、一年間受講すれば誰でも同じことができるようになるそうだ。あと教授の座右の銘は、『心の中に常に松岡◯造と高田◯次を住まわせろ』という非常に含蓄(がんちく)があるものだ。


“聞くだけで地雷な(やばい)教授(やつ)じゃん! それ受講したら駄目な講義よ。すぐやめなさいっ!”

 霊子(仮名)がなぜか猛然と反発したところへ、メリーさんからの電話がかかってきた。


『あたしメリーさん。いまオークがいるダンジョンにいるの……』

「オーク? つーと、あの顔が豚だか猪だかで、序盤の敵として定番のオークのことか?」

『そのオークなの。近場のダンジョンで大量発生してるっぽいから、確認するように冒険者ギルドから依頼を受けたの……』


 珍しいなメリーさんが真っ当な冒険者みたいな真似をするなんて。

「人生が充実してくると他人のことを気にかけてあげる余裕が生まれてくるんだな」

『? なんかよくわからないけど、メリーさんステータスはだいぶ充実してきたの……』


 ・メリーさん コミカライズ版2巻(11月7日発売!) Lv13

 ・職業:勇者兼王立フジムラ幼稚園在園

 ・HP:24 MP:55 SP:30

 ・筋力:15 知能:1 耐久:18  精神:28 敏捷:22 幸運:-29 

 ・スキル:霊界通信。無限柳刃・出刃・麺切り・牛刀・三徳包丁。攻撃耐性1。異常状態耐性1。剣術5。牛乳魔術2。

 ・奥義:包丁乱舞

 ・装備:ストラップシャツ(ラベンダー)。レトロリボンタイ(赤)。ショートキャミワンピース(赤系)。リボン付きハイソックス(白)。スノーブーツ(ブラウン)。巾着袋(濃紺)。殲滅型機動重甲冑(現在差し押さえ中)。妖聖剣《煌帝Ⅱ(こーてーツー)》【※もともと聖剣であったが、不本意な扱われ方によりグレて変質した。持つ者の正気を奪うが、無垢な子供とはじめっからおかしい狂人には効果がない】

 ・資格:壱拾番撃滅(ヒトマカセ)流剣術免許皆伝(通信講座)

 ・加護:●纊aU●神の加護【纊aUヲgウユBニnォbj2)M悁EjSx岻`k)WヲマRフ0_M)ーWソ醢カa坥ミフ}イウナFマ】


「なんだこの書籍化が決まったなろう作家の、あざとい自己紹介みたいなステータスは!?」

 そして相変わらず知能は1か。

『勝手にそう表示されているだけで、メリーさん関知しないの……とはいえ、レベルに合わせて一部ステータスを除いて順当に上がっているから、オーク相手でも問題ないだろうということで、メリーさんたちに白羽の矢が立ったの……』

「その知能:1(一部)が致命的なんだよなぁ……」


 思わずボヤいたところへ、狼狽しきったオリーヴの声が聞こえた。

『いや、それはいいんだけど、なんで私がここにいるわけ? ローラやエマ、スズカを置いてきて』

『えーと……これまでのところ、姉が実は正常な感覚を持っていることを知ったアホな妹が、暴走してナウなヤングの憧れの異世界に転移した――という設定みたいなの。短絡的なの。無計画なの』

『なんでいまさら私がこっちに来た動機の件で責められなきゃならないのよ!?』

 いきなり頭ごなしに馬鹿にされていきり立つオリーヴ。

『まあまあ落ち着くの。今回のオーク退治にはメリーさんアゾフ海みたいに深い理由があるの……』

『平均水深十三メートルの世界一浅い海じゃない!』


 まあメリーさんに関しては『深い理由』なんてないだろうから、あながち間違いでもないだろう。


『最近のコミカライズ版とWEB版との乖離(かいり)が「ペルシャ」や「ご近◯物語」「赤ずきん◯ャチャ」みたいになってきて、ついに原作になかった「メリーさんとオリーヴがオークキングを倒しに行く」という存在しなかったエピソードに入っているの……』

『……いや、漫画は漫画でいいんじゃないの。原作より好評なんだし』

 なぜか「むふーっ」と水木◯げる先生風に鼻息荒く力説するメリーさんに向かって、オリーヴが投げやりに反論する。

『でもこの展開が続いたら「原作と違う」「こんな話はなかった」と指摘して、原作未読漫画勢にマウント取ったり、「原作改変」「原作レイポ」とか非難する原理主義者が出るのは必至なの……』


“メタな会話が続くわね”

『我々の前に謎の黒覆面集団が! うわ、うわあああああああああああっ!!』

 隣で通話の内容を聞いていた霊子(仮名)がボヤくのと同時に、番組も佳境に入ったらしい。どっかで見たことがある黒覆面の集団が、

『ふははははっ、(にえ)だ。贄が飛び込んできたぞ!』

『今宵の星辰に合わせて邪神様をお()びするのだ!!』

 レポーターの新井アナウンサー(ヒラタ仮面)を寄ってたかって拉致し始めた。

 気のせいか部屋の前の通路が騒がしい。


 こーいう番組は結局ヤラセになるから後半(ダル)くなるんだよな~、と思いながら注意をメリーさんたちの会話に向ける。

『そこでメリーさんは考えたの。だったら発想の転換で、原作の方を漫画に寄せればいいんじゃないかって……』

「『いや、その考えはおかしい(わ)!』」

 奇しくも俺とオリーヴの声が重なった。これが漫画版なら漫画家先生の得意な、ページを半分にしたコマ割りで、お互いに鏡合わせのようなポーズをとっているところだろう。


 ともあれ気にした風もなく話を続けるメリーさん。

『で、とりあえずメリーさんとオリーヴがふたりでダンジョンに入って、オークぶっ殺せば既成事実は達成できるので、あとからなんか言われても「原作にもありますが何か?」と公式にスットボケられるの。メリーさんからの援護射撃なの……』


 自信満々なメリーさんだが、それって単なる伊達の味方撃ち(フレンドリーファイア)じゃないのか?

 そう思ったところでひときわ外が騒がしくなった。

『待てっ、悪の一味め! このキャプテン・ゴキブリマンがいる限り、この世に悪は栄えない!!』

“あ、一階のマッドサイエンティストに改造されたゴキブリ男が割って入ったわよ。――ちょっと直接見てくるわ”

『『『『『『ぎゃああああああああああああ!!』』』』』』


【戦慄の展開! 等身大のゴキブリがダッシュで迫って、羽を広げてとびかかってきた!!!。そしてさらに――】


“あんたらはしゃぎ過ぎ。うるさいわよ。呪うわよ?”

『『『『『『『ぎょえええええええええええええっ!!!』』』』』』』


【ついに現れた! 呪われし地縛霊!?!】


 テレビのテロップ(生放送の臨場感を出すためか、手書きのため『地縛』が『自縛』になっている)を流し見ながら、メリーさんとオリーヴのやり取りを傾注する俺。


『……なんか目的と結果が逆になっている気がするんだけど!? てか、そもそも漫画版の今後の展開とか知ってるわけ? それに沿った行動できるの??』

 非常に疑わしげなオリーヴの問いかけに、メリーさんがこてんと小首を傾げた気配がした。

『さあ? ぜんぜん知らないけど、順当にオークキングをぶっ殺せばいいの……』

『だったら二人だけじゃなくて、他の仲間も連れてパーティ組んだ方が確実じゃない! 変なところにこだわらずに全員でかかるべきよ!』


 まあ確かにオリーヴの言い分ももっともだ。もっと戦力があるのに、わざわざ縛りプレイをしてボス戦に挑むとか現実に即せばあり得ない愚挙である。


『確かに、メリーさんのチームは“アットホームで全員が仲良く仕事に取り組んでいます”がモットーだけど……』

「つまり◯ガだな!」

 そういう甘い姿勢でいるとグダグダになる典型だ。


『本当は今回、スズカが主役になる予定だったのを延期したので、スズカがへそを曲げて不参加を表明(ボイコット)しているの。あとローラとエマはセバスチャンの指導の下、特訓中で「ポコペンポコペン」言いながら、口からオエーッと卵を吐き出す特技を習得中で忙しいの……』

『その卵、晩御飯とかに出てきても私は絶対に食べないわよ!』

 即座に拒否するオリーヴ。

『あたしメリーさん。ということで、初期のメリーさんとオリーヴが組んでた頃を思い出しながら、ダンジョンを攻略するの。とりあえずオリーヴのヘボ占いで道に迷って、休憩してメリーさんがオリーヴに包丁突きつけるまでは確定路線だから、そこまではシナリオ通りに進めればいいの……』

『誰がヘボよ!?』


挿絵(By みてみん)


 で、成り行きでそういうことになったらしい。


『まあ確かに初心を思い出す意味でも、メリーさんの一番の友人である私が一肌脱ぐのにやびさかでもないけどさ』


 頼られて実はけっこう嬉しそうなトーンの憎まれ口を叩くオリーヴ。

 オリーヴこれ以上脱ぐところあるんか? と思ったが、セクハラになりそうなので迂闊に口には出さない。


『――はッ!』

『鼻で笑われた!? アンタさっき“アットホームで全員が仲良く仕事に取り組んでいます”って言ったわよね?! 舌の根も乾かないうちから何なわけ!?』

 がたがた音がするのは、オリーヴがメリーさんの肩をゆすっている音だろう。

『メリーさん、自分から“友達”とか言うやつは「夏休みの友」以来信用しないことにしているの……』

『……いや、それは確かにアイツは〈友〉じゃなくて〈敵〉だけどさ』


 微妙に納得した口調でオリーヴが言い(くる)められかけた。


『それにメリーさん、かつて誰よりも信用できる味方だと思っていた奴に手ひどい裏切りを受けたことがあるの。ずっと騙していた味方のフリをした敵だったの……』

 ほーっ、悪い奴もいたものだな。

 と、何かを察したのかオリーヴの声のトーンも落ち着いた殊勝なものに変わった。

『ああ、“メリーさん”だからね……』


『信じてたのに、味もお値段も庶民の味方〈強力ゼロ〉……!』

『まだそのネタ引っ張ってるのかーっ! つーか、その見た目で缶チューハイがぶ飲みするんじゃないわよ!』

『あたしメリーさん。異世界にはアルコールの年齢制限とかないのでセーフなの……』


 そんなわけで、なんやかんや大騒ぎしながら、メリーさんとオリーヴのダンジョンアタックが開始されたのだった。


 なお、特番はなぜか途中で放送中止になり、一時行方不明になっていた新井アナウンサー(ヒラタ仮面)とスタッフも、後日なぜか亀戸駅で発見されたという。

 発見された彼らにおかしな点はなかったが、何があったのかは記憶になく、また同僚や家族がなぜか一様に「なんか変」と口を揃えて言ったとか言わないとか。


「翌日ではなくて後日ってところがミソですよね~」


 アパートの玄関前で掃除をしていた管理人さんと立ち話をしていて――信じられないことに、あの番組は実際このアパートで行われたらしく――無許可撮影だったために、最終的には管理人さんが一同を『ちょっと連行(アブダクション)』をして『二度としないよう釘を刺し(チップを埋め)た』らしい。


「実は異形の者とすり替わってたりして」

「「あはははははははっ!」」

 俺の軽口に管理人さんも屈託なく笑うのだった。

続きますが、漫画版の展開を全く知らないので、たぶん全く違う話になるかと思われます!

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i368160書籍版、『あたしメリーさん。いま異世界にいるの……。』新紀元社モーニングスターブックスより発売中です。
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― 新着の感想 ―
[良い点] ・・・原作がマンガ(アニメ)に寄って行く 未来警察ウラシ〇ンが何故か思い浮かぶ私って。 まぁ、途中で作者が(生きてるのに)変わるとゆうのもすごいが。 そういや、作者様の上げたの「原作」とゆ…
[一言] >麦わら帽子って言ったら“鮎川◯どか”だろ 見える、まつもと泉さんが作者さんの後ろに……
[良い点] 何気にオリーブの異世界転移理由が出たの初では? 原因は未だ闇の中だけども。 [気になる点] オリーブとオークキングの字面が並んで、オリーブキングに見えた、訴訟。 [一言] スズカぇ…ガンガ…
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