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ファンタジー生物図鑑  作者: 54
砂漠
8/11

項目3:【砂手】シエクタス

シエクタス(英:ciectus)【砂手】


概要

 砂漠によく生えている植物。無数の棘のようなものに身を包み、砂漠でも生きられるように水を節約する術を身につけた高度な生物。簡単に説明してしまえば、つまりサボテン。だがしかし、ただのサボテンと侮ってはいけない。シエクタスは、高い繁殖力と異常な守護能力を活かし、現在は砂漠だけでなく、森などまで勢力を拡大している。ついには町の315均セールで販売されているという始末。


すがた

 大まかに説明すると、やはりサボテンである。サボテンと違う所は、棘のような形状をした葉にある。普通のサボテンの葉も当然棘のような形状をしているが、シエクタスの棘はサボテンよりも頑丈であり、また長い。その丈夫さから、金属でできているとの噂も流れた。


危険性

 多すぎて紹介するのが難しい。とりあえず書けるだけ箇条書きで記す。

・動く。

・襲い掛かってくる。

・世界中のあらゆる生物の心臓の位置を把握しており、正確に貫くことができる。

・葉の長さを調整し、サボテンに擬態する。

・擬態して315均セールに紛れ込む。

・吸収した水を体内で過酸化水素に変える。

・実は口がある。

・食われる。

・逆に食ってやろうとすると、実は猛毒を持っていた。

・またその逆に毒殺してやろうとすると、全ての毒に耐性があった。

・切ったり叩いたりして壊そうとしても、棘が長すぎるので近づけない。

・遠くから銃などで壊そうとしても、棘に邪魔されて弾が当たらない。

・葉を縮めた時を狙って巧く壊せたとしても、過酸化水素を遠くまで撒き散らすので皮膚などに危険が及ぶ。

 などなど。他にも多数あった気がする。


対策

 上に記したように、シエクタスは危険すぎるため、スマラクト大公国などでは、シエクタスを発見し次第、即刻爆破するなどの対策をとっている。

 

結論

 あなたの日常の中にも危険シエクタスが潜んでいるかも知れない。

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