項目1:【砂海月】カンディール
カンディール・アルバハル(英:Cundheel Albahal)【砂海月】
概要
太古の昔に海を放棄し、陸に上がりはじめたクラゲ。現在は主に砂漠地帯に生息し、砂を掻き分けて移動している。ふにょふにょした体でどういう原理で泳いでいるのかは不明。
語源はアラビア語。現地での発音に英文字を当てはめただけであるため、英語で言っても100%通じない。
乾いた気候の下で生活することから、【乾天瑠】という当て字が用いられることもしばしば。
性質
薄い膜と多数の脚を持つ生物。脚は幼生期に摂取した栄養によって決まるらしく、天然では20~25本、とある研究者の研究結果によると、人の手を加えれば300本まで増やすことが可能らしい。
一般的なクラゲに見られる毒はもっていない。性格もおとなしく、危険は全くない。が、動きが気持ち悪いため、精神面での危険性は大きい。
多くの場合は砂に埋もれて生活している。生活場所は主にサボテンなどの植物のそばで、植物から水分を奪い取っては自分の物にし、枯らしてしまう。枯れかけの植物は目印となる。
食肉としての価値
カンディールの肉は美味で、宇宙四大珍味のひとつとして数えられている。
天敵
天敵は多く、ほとんどの肉食動物に食べられる。
分類
養分を吸収する、いわば植物のような生物ではあるが、植物を枯らすため、草食動物に分類される。