項目3:【硬殻蝸牛】シュネッケ
シュネッケ(独:Schnecke)【硬殻蝸牛】
概要
湿地帯に分布するカタツムリ。非常に硬い殻を持ち、危険から身を守る。
スケール
殻は円形の渦巻型で、直径約1.5メートル、高さおよそ90センチ(大きさには個体差がある)と大きく、その身体に見合った量の餌を食べる。
危険性
比較的おとなしい性格で、あまり人を襲わない。が、殻は20キログラムと重いため、移動中に足などを踏まれると当たり前だが痛い。シュネッケは目が悪いため、移動中は注意が必要。
のろのろした動きと巨大な殻が子供に人気で、ペットとして飼われることもしばしばある。乗ることもできるが、ぬめぬめしていて滑りやすいので落ちないように気をつけよう。
飼育の際は
シュネッケを家庭で飼うときは、特別な設備も同時に購入する必要があるため、金がかかる。シュネッケは乾くと死んでしまうので、湿度を上げる必要がある。また、低温だと冷えて固まってしまうので、温度も上げたほうが良い。
ギムノサリアガスとは違い、塩に弱いので注意。ちなみにギムノサリアガスは一般家庭で飼育することはできない。
食物連鎖
草食動物である。
天敵はアラネアで、よほどのことがなければ食べられることがないため、増えすぎの心配もされている。そのため、年に一度、シュネッケ狩りが行われ、数を一定に保っている国も存在する。
需要
シュネッケの殻は丈夫で、断熱効果もあるため、建築資材としても使われている。余談だが、殻は優れた断熱性を持つにもかかわらず、低温で固まってしまうのは、殻に大きな穴が開いていること、そして、シュネッケ自身の熱伝導が高いことが原因である。
XX12年、殻から新たな金属元素が発見された。それはシュネッケにちなんで「シュニウム」と命名された。