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 振り返った彼の目に飛び込んできたのは


「こんなとこで、何しょぼくれてんねん?」


「す、鈴木様! ご無沙汰してまつ!」


 青き目をした南町奉行所の与力だ。


「ホンマ、久しぶりやん! ま、元気そう……じゃないやん?」


「え、ええ。何しろ立て続けに任務が入ってきて、おまけにろくな仲間もいなくて」


 つい、愚痴を口にする緑丸に


「そっか。ほな自分な」

 ここで相手が顔を寄せ


「わいんとこで働かへんか?」


 予期せぬ言葉に驚く緑丸。


「え」


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