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「しーらんぞ、しーらんぞ」


 またもや素知らぬふりの白丸だが、檸檬なおも


「では、次は水。伊賀忍法『くらっしゅあいす』の術!」


「パラパラパラ」


「ああ? 今度は空から氷のつぶてがっ!」


 真っ黒焦げになりながらも、どんどん近寄ってくる首領


「よ、よくも、このわしがお昼寝中のところを……え? あいたたたた」


 そこに容赦なく降りかかる氷たち


「んもう、痛いって言ってるだろが!」


 やがて


「カッキーン」


「あ。首領が凍ったでつ!」


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