187/255
187
「あ、いや」
戸惑う柄々さんに、蜜柑がさらに
「ほうら、早く渡してくださいな」
「ま、えっと」
これに
「やっぱりお腹を痛めた子だから、ホントはすっごく可愛いんでしょ?」
「う」
言葉に詰まってしまった柄々ママ。やがてニヤリと
「フッ。このあたしが、こんな小娘に諭されるとはねえ。いや、参った参った……ああ、その通りだよ。さあ好きにおし!」
「いえいえ、何にもしませんよ。でも、二度と子供をダシにして駄目ですからね!」
「あ、いや」
戸惑う柄々さんに、蜜柑がさらに
「ほうら、早く渡してくださいな」
「ま、えっと」
これに
「やっぱりお腹を痛めた子だから、ホントはすっごく可愛いんでしょ?」
「う」
言葉に詰まってしまった柄々ママ。やがてニヤリと
「フッ。このあたしが、こんな小娘に諭されるとはねえ。いや、参った参った……ああ、その通りだよ。さあ好きにおし!」
「いえいえ、何にもしませんよ。でも、二度と子供をダシにして駄目ですからね!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。