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やがて、その目の前まで行き
「伊賀忍法『千手観音拳』 あたたたた!」
一瞬にして、無数のがらがらを木っ端微塵にしてしまった。
「あ」
目を丸くしたままの柄々さん。そこに
「今度はあなたの番ですよ!」
「あ、ちょっとタンマ!」
そう言いながらたすきをほどき、背中の赤子を抱きかかえた相手。
それを見た緑丸
「それって、本物の赤ん坊だったんでつか!」
「ああ、あたしの実の子さ」
頷く相手、懐より
「ほら、ここに母子手帳もあるよ」
やがて、その目の前まで行き
「伊賀忍法『千手観音拳』 あたたたた!」
一瞬にして、無数のがらがらを木っ端微塵にしてしまった。
「あ」
目を丸くしたままの柄々さん。そこに
「今度はあなたの番ですよ!」
「あ、ちょっとタンマ!」
そう言いながらたすきをほどき、背中の赤子を抱きかかえた相手。
それを見た緑丸
「それって、本物の赤ん坊だったんでつか!」
「ああ、あたしの実の子さ」
頷く相手、懐より
「ほら、ここに母子手帳もあるよ」
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