180/255
180
どんどん近づいてくる相手、その声も段々でかくなってき
「がらがら、がらがら……」
この時、蜜柑が
「緑丸、気をつけて! あやつ、赤蝮党の柄々かも!」
「え?」
そこに相手からも
「ほう? 見破られてしまったかい? なかなか鋭い娘だねえ、ったく」
「柄々って、くの一だったんでつか!」
驚く緑丸に、相手が
「フン。女で悪かったねえ、坊主。確かに、あたしゃ赤蝮党の柄々さ」
これに頭を下げる礼儀正しい少年忍者
「僕は伊賀の緑丸でつ」
どんどん近づいてくる相手、その声も段々でかくなってき
「がらがら、がらがら……」
この時、蜜柑が
「緑丸、気をつけて! あやつ、赤蝮党の柄々かも!」
「え?」
そこに相手からも
「ほう? 見破られてしまったかい? なかなか鋭い娘だねえ、ったく」
「柄々って、くの一だったんでつか!」
驚く緑丸に、相手が
「フン。女で悪かったねえ、坊主。確かに、あたしゃ赤蝮党の柄々さ」
これに頭を下げる礼儀正しい少年忍者
「僕は伊賀の緑丸でつ」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。