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 この時、天井から温和な声で


「まあ、そう仰らずに。あの時は油断したまでです」


「ん? おう、来たか! さっさと降りて来い。つか、何でわざわざ天井から登場するのだあ?」


 そこに姿を現した乳丸


「ご無沙汰しています、ハットリ様。それに緑丸も」


「あい。お久しぶりでつ、先輩。あの爆破以来でつね?」


「そ、それを言っちゃいやーん。今回はガンバするから!」

 そう張り切る、人の良さ気な乳丸。傍らの蜜柑に気づき


「この娘さんは?」


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