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「うそお? 噂をすればデブとやらでつか?」


 これに


「影でごんす!」


「あい、そうでつね」


 ここで現れてきた関の山


「おまえさんを富士山まで行かせないでごんす」


「でも行くし」


「フン。無理でごんす」


 鼻で笑った関の山、いきなり四股を踏みだしてきた。


「案外、動きは鈍そうでつ」

とは言うものの、攻撃系の術が少ない緑丸


「風が吹いてないから、屁こたれの術を使ったら真っ先に中毒しちゃうでつね」


 そこに


「さあて、行くでごんす!」


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