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「そろそろ、相手の体力が限界みたいでつ」

 そして緑丸の本体が、残る七人に向って


「では、皆さん。仕上げに入るでつ!」

 だがこの画期的な術、大いなる問題点があった。


「じゃあ、せーの! 伊賀忍法 屁こたれの術!」

 これに


「屁こたれの術!」「屁こたれの術!」「屁こたれの術!」「屁こたれの術!」

「ナナフシの術!」「土里留の術!」


 要は揃わないのである――ん? 遅れた一人の小人が


「春粉亭の術!」


 これに本体


「だ、だめでつ!」


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