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「それって拍子木でつか?」


「そうそう。火の用心なんちゃってね……んな、わけないだろ!」

 怒りの龍さん、それをブンブン振り回し


「これはヌンチャクと言う」


「あ、それなら持ってまつ」

 そして、緑丸も懐より


「はい」


「き、貴様も持っているとは……って、それはキンチャク!」


「あ、うっかりしたでつ」


「なめやがって! アチャチャチャチャ!」


 ヌンチャクを振り回すは、足で連続に蹴ってくるは、とにかくやりたい放題の李さんだ。


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