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「そこを問題にしてるんじゃないでつ!」


 やや興奮気味の緑丸に、ハットリ様が


「でもな、協調性は確かにある三名じゃぞ。それに、腕もそこそこである」


「そこそこでつか。じゃあ、ご披露願いまつ」


「では、まずは拙者が」

 端正な顔立ちの京之介が、おもむろに抜いた刀目がけ


「では、よいかな? ひい、ふう、みい……ほうれ、綺麗な花になったじゃないか!」


 これに思わず突っ込んできた緑丸


「あうっ! 術は術でも、それって奇術でつ!」


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