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 庭で早速、ハットリ様を前に鍛錬の成果を見せる緑丸。


「で、何と言う術じゃ?」


「春粉亭でつ」


「ほう、ぱるぷんていか」


「では、見てのお楽しみでつ」

 実は、ご本人もイマイチつかめてないのだ。


「では、伊賀忍法 春粉亭の術!」


 何と唱えた瞬間、雷鳴と共に一筋の稲妻が走った――ハットリ様の頭、目がけて


「ドーン!」


「うおおお!」


「だ、大丈夫でつか?」


 ようやく煙も晴れ


「あ、ハットリ様、白髪染まってるでつ」


 焦げてるだけだ。


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