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日本にだけオークが現れた、それは各国に瞬く間に広まっていった。オークという資源がそのうち出てくるだろうという事が認識された。オークが発見された地域では薬草も発見された。それはあの店の図鑑から分かっていた事だった。それは予想された未来だった。そして次々と変化が訪れるようになる。各国で日本を真似たインフラが進んで物流が再開し始めた、そうした流れを読み取ってオークが各国に現れた。そして日本ではコボルトが発生していた。
その陰では日本のある店が力を貸していた。各国の軍隊が訪れて、強化していっていた。
『おい!足立これなんだがどうやって育てたらいいと思う?次のスキルは何がいいかな?』
『それなら体術をとると武器がない時も戦えるぞ、強くなればオークも一発だよ』
『そうかそうか、じゃあやっぱ体術だな!!決まり!!!おお!!!これはすげーー!!強くなったのが感じられるぜ!!!』
『良かった良かった』
『適当じゃねーか!!』
『いやいや真面目にやったから、良かったじゃないかこれで母国も救われるってもんさ』
『ああ!そうだな!!これで俺も英雄だな!!』
『そりゃあ速すぎるよ、もう少し強くなんないとな』
『なにぃ!!?いったなぁ!!』
『俺は次のお客さんの方に行ってくる!』
『まてぇ!!!?』
『あのちょっといいですか?これとこれは使用感どんな感じですか?』
『ああ、それはね、こっちはライトな感じで、こっちはハードユーザー向けかな、どっちも使い勝手はいいけどね』
『ありがとう、足立、それは何飲んでるの?』
『午後のお茶って言う商品だよ、ミルクティーが飲み易いよ。一杯奢るよ』
『ありがとう、うん、美味しい』
『おいリサ邪魔すんじゃねー!!俺が足立としゃべってるんだ!』
『うるさいマーク、いい加減にしないと消し炭にするわよ』
『おー!怖ぇ!わかりましたよっと』
『足立あの子は彼女?』
『いや違いますよ』
『彼女です!!』
『いや違うんだこの子は情緒不安定で、何言ってるかわかんない子だから気にしないで』
『足立さん!!!!!』
『そうなら良かった、私もまだ可能性があるのね』
『可能性?何かわからないけど良かったね』
『よくないよくない!!!その子はビッチなんです!!!ファッキンガールです!!』
『何を言い出すんだ!!いい子じゃないか、そんな子を捕まえてビッチだのなんだのって失礼だろ!!!?』
『いいんです!!人の得物を狙う泥棒猫なんですから!!!』
『何が泥棒猫だ!!いい加減にしないと追い出すぞ!!?』
『いいんですか!!?私を捨てるんですね!!?いいように使って捨てるそれがあなたなんですね!!?』
『何が言いたい!!俺は別に何もしてない、第一香織ちゃんが勝手に住み着いたんだろう!!』
『カギは貰ったので内縁の妻同然です~!!』
『何が、妻だ!!ふざけないでくれ!!』
『足立困ってる?助けようか?追い出すの手伝うよ?』
『何が手伝うだ!!!ビッチめ!!ふざけやがって!!ファッキンビッチ出ていけ!!』
『私はビッチじゃない、処女』
『私も処女です~!!!』
『何を言い合ってるんだ。いい加減にしてくれ香織ちゃん、客にこれ以上ケンカを売るなら出てってもらうぞ?いいな?』
『足立さんが悪いんだもん(小声)は~い!お客さんお見送りしてくる!!』
『リサさんを追い出そうとするな!!いいからもどれ!!』
『は~い』
『私のほうが強い』
『なんだと雌猫!!!?いい度胸してんなぁ!!足立さんの愛情たっぷり注いで育ててもらった日本のトップランカーなめんなよ!!?』
『関係ない強いほうが強い』
『言葉が乱れてるから、もう喋んないで?リサさん、香織ちゃんんは俺の財力で強化してるから強いんだ、ケンカは売らないで?』
『私も育てて?いいでしょ?足立の女になるから』
『金目当てでしょうが!!?何考えてんのよ!!?出てけ!!くそビッチ!!!』
『私はビッチじゃない処女』
『考え方がビッチなのよ!!!!』
『いいから、二人は接触しないでね、はい離れて』
『ぶーーー!!』
『私は大丈夫』
『いやいや大丈夫じゃないからリサさんも出禁にするよ?』
『それは困る、足立に会えない』
『じゃあ、やめてくださいね?』
『わかった』
『香織ちゃんもいいね?』
『は~い』
他のお客さんに対応する。学生さんも訪れている。