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俺様の俺様による俺様だけが尊い世界で破滅する俺様

作者: 黒ブタぶった

思いつきで書いたので、この後の展開は考えてありません。


 この世界で一番強いのはこの俺様。


 誰が言い出したかは知らないが、この俺様の右に出る者などいない、らしい。


 なんつっても、俺様が世界一。

 何をするにも、世界一。

 なにがなんでも世界一。


 例えば、勉学。

 生まれてこの方、一位以外の順位ってものを知らない。一位以下って最下位と同等。ゴミクズみたいなモノだ。

 逆に聞きたいね。

 一位以下ってどうやったらなれるんですかね、と。


 例えば、恋愛。

 生まれてこの方、女に不自由した事がない。もちろん、極上の可愛い娘、綺麗な娘としか付き合った事がない。

 ただ。問題が一つある。

 俺様が世界一、って事は。

 頭脳においても、容姿においても、俺様が世界一なワケだ。

 周りがどんなに称賛する美女であっても、世界一の俺様の前では、ブスなのだ。

 俺様が認める美女、それすなわち。

 その女が世界一。

 

 有り得ない、、、

 有り得ていいワケがない。

 なぜならば。

 頭脳においても、容姿においても。

 この俺様が世界一だから。


 例えば、金。

 俺様は生まれてこの方、貧乏、という状態に陥った事がない。

 欲しいモノ、金で買えるモノは全て手に入れ、買えないモノまで金で買う。

 なぜならば。

 この俺様が世界一だから。

 金で金を買う。

 判るか愚民ども。

 世界一のこの俺様の言う事が、判るのか?

 親の七光り、などと言うバカがいる。

 俺様に親はいない。顔すら知らない。

 

 俺様は孤児院育ちだからな。


 俺様だけのチカラで育ったとは言わない。

 院長先生や世話好きババア達には感謝している。

 

 スマホを手にしたのは8歳の時。

 そこから俺様の人生は変わり、俺様人生の幕が上がった。


 この俺様を論破出来る奴がいるとしたら、この世界一の座をそいつに明け渡す。


 そして名乗るがいいよ。

 俺様、と。


それでも読んで頂いた方には感謝いたします。

思いついたら続きを書きます。

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