表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

2019/7/19 & 2019/7/20

何もしたくない時っていうのがある。今が多分それかもしれない。


漠然としたなんとも言えない嫌な感じが胸を中心に広がって、頭は複雑なことを考えるのを拒否する。


けれど焦りともつかない気持ちはずっとあって、息苦しさが気になってしまう。


思考はまとまらなくて、今も浮かんだものをそのまま書いているというよりは、書いているものを私が認識している、という感じだ。


白い紙に自分を書き出していくって、幸せなことだと思う。


私は口では心の中にあることを言えないから、これが私にとって息抜きになっている。


昨日はテストで、1つだったんだけど、上手くいって嬉しかった。


文章を書くのは好きだから、論述は短答式よりも好きだ。


なんていうか文章を書いていると落ち着く自分がいる。


物語も書いてみたいけど、私はそれ以上にこの世界を知りたいなぁという気持ちのほうが強い。


人っていうのに、ちょっと興味がある。


というよりは人を取り巻く世界と、世界の在り方が人にどう影響を与えるのか。


私は、大きいことに興味があるのかもしれない。


私は幸せになりたいけれど、幸せそうにしている人を見るのも好きだ。


人は自分で救われる、なんて言葉もあるけれど、やっぱり人は人どうしで助け合った方が良いと思うのは私だけなのかわからない。


あんまり考えるのは次の機会にしようと思う。


今は、そのことについて書くべき時じゃない気がする。


私は昔から持久走が苦手だった。


学生の時はソフトテニスをしていたし、走り幅跳びをもっと前に頑張っていた。


1つ1つ区切りがあって、そんなに長引かない。


そして多彩。私は結構そういうのが好きだった。


といってもマジメではなかったので、市では勝っても、県では全然だった。


こうして書くと、私は勝手なんだろうと思うけど、私は少し申しわけなく思うだけで。


私は、好きな方に流れていってしまう。


嫌なことからは逃げたいと思うし、実際塾から脱走したことも1度や2度ではなかった。


けれど私は、自分の心を裏切ったことはあまり無いと思う。


だから私は、持久走が苦手だ。


私は嫌だ、と思うことをずっと続けることはできないし、そういう状況に追い込まれることは好まない。


けれど私は、持久走でも投げだしたことはない。


これが、私が今ここに立っていて、自分が嫌いではないと思える1つの柱でもある。


私は、成し遂げてきた。


ずっと達成してきた。


これからも私は、前に何があっても乗り越えていくだろう。


けれど、今は、少し休みたい。


これからの道のりは。きっと長いと思う自分がいて、目指したい姿はあるけれど、海を隔てた大陸に行くには幾つかの島を経由しないといけないから。


時間は有限、けれど人が言う以上に人生というものは長い。


だから私は、長くなる私の人生を後悔したくない。


向かうべき大陸は見えている。


後は中継地点を慎重に選んで、大洋に漕ぎ出していくだけだ。


だから私は焦りに身を任せて、私の大切な、一つしかない人生を台無しにしたくない。


先人も『急いでいるなら、あえて遠いまわり道を行け』と言った。


私はその言葉を忘れていない。


私の人生は、私が決めて、私の意思で歩いていく。


できるだけ身近の人に迷惑をかけないように。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ