6話 女子との買い物は大変…
預け屋を出て、歩く足を少し急がせてアルサスの食事処という店に着いた。
「あ!ウィンくん、こっちこっち!」
「お…そっちか…」
俺は3人のいる席を見つけ座った。
「3人共…盛り上がってたけど何の話しをしてたんだ…?」
「勇者像が格好いいなって話だ!」
ああ、俺からしたら誰だこのイケメンって顔してる像か…
「やっぱり勇者っていうと魔王を倒して世界を救った英雄だからねー!誰でも格好いいって思うし憧れるよね!」
「そうか…」
これは気付かれないようにしないとか。
「どうしたんだウィン、元気ないぞ」
「俺が元気なく見えるのは元からだ…」
「私もね、勇者に憧れて二刀流にしてるんだ!さすがに片手剣を2本振り回すのは無理だから短剣だけどね!」
「誰がどんな戦い方をするのはその人次第だし、良いんじゃないか…」
「そうかなー?えへへ、ウィンくんありがとね!」ニコッ
「あ、ああ、どういたしまして…」
不覚にもアリスを意識してしまった…。
「あ、ええと…この後はどうするんだ…?」
「この後は近くにある店を適当に周ろうと話したところだ」
「ほ、ほお…じゃあ食べ終わったし行くか…」
「そうですね。行きましょうか」ニコニコ
その後、俺達は・・・
女子の服を買うのに付き合ったり…
女子のアクセサリーを買うのに付き合ったり…
あれ、これアリスとセレナに連れ回されてるだけなんじゃ…?そんなこんなで、俺達は6時過ぎまで連れ回された。
「3人共、楽しかったね!今日はありがとうー!」
「私もありがとうございました」
「どういたしまして…」
「ああ、どういたしまして…」
「じゃあ、また明日ね!」
「では、また明日お会いしましょう」
「ああ…また明日…」
「また明日な…」
そう言ってアリスとセレナは帰っていった。
「なあ、ウィン」
「なんだ、ユウ…」
「疲れたな…」
「そうだな…」
「「ふぅー…」」




